ずっと前に内橋克人(うちはしかつと)さんのことを書きました。
けやき便り: 内橋克人
月曜日からNHKラジオ定時番組、6時40分からの「ビジネス展望」が再開しました(臨時ニュースや地震情報で途切れることもありますが)、隔週火曜日に登場する内橋さんが昨日、お話になりました。
阪神大震災の折、政府は個人の資産である住宅への補填(ほてん)をしないことを決めたため、16年たった今も二重・三重の住宅ローンを抱えて苦しんでいる人が多いとのことでした。国民をいかに守るか、今こそ政府にその力量が問われているのです。
ご自身の震災体験から、今回の東北関東大震災の被災者の実情は内橋さんには手に取るようにわかっていらっしゃるようでした。そして最後にこうおっしゃいました。
「生きる力をかき立ててくださることを祈っております」
小さくなってしまったであろう「生きる力」の炎。消さないように、消えないように、私たちも被災者のみなさんを支えたいものです。
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