昨年の秋、宝ヶ池に通じる道路の補修工事現場に突然、原色の緑色のかえるたちが登場。一瞬目を疑った私です。工事現場用のバリケードの水平の二本の棒を受けるところが「かえる」の形になっていたのです。
晩秋の宝ヶ池付近は紅葉がすてきに始まっていました。そこに不自然な緑のものが道路に沿って現れたのですから、何とも違和感がありました。
ところが・・・朝日新聞がこの装置が「道行く人を和(なご)ませている」という記事を掲載しました。
asahi.com:工事現場にシカ、サル、カエル 心和む動物型バリケード
私が見たかえるの他にも色んな動物のデザインがあり、このバリケードを使うようになってから、「工事による渋滞の苦情が減った」ところもあったのだそうです。「人気」が出たこのバリケード、通常よりもレンタル料金が2~3割高いのに、「全国の土木・建設会社から引っ張りだこ」とか。
デザインや色調は見る人によって快・不快の感じ方が違います。日本的な「わび・さび」の風情(ふぜい)が全国どこにでも採用されるべき・・・とは言いません。ですが、今回のこの「かえる」たちの登場には少々ショックを感じた私でした。
でもこれからあちこちで「動物バリケード」を見慣れてしまうと、それはそれ・・・となってしまうような・・・
2 件のコメント:
わたしたちの場合・・・
こころは和みませんよね?
なんだ、これは!!と驚いた一人です。
新聞に「心和む」と書いてあり
かえるくんだけでなく、他の動物くんも
並んでいるようです。
なんか、ゆるキャラとか、かえるとか・・・
花まるとか・・
おかしな日本・・・になってきたかな・・・
「こころ和む」という表現に戸惑った私です。
赤ちゃんの表情とか、子犬の姿とか、みんながにっこりできることが「こころ和む」なんじゃないかな、って思うのです。
いろいろな感覚、表現があるんだなって改めて思いました。
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