2009年12月31日木曜日

あと三時間

2009年もあと三時間

雪のちらつく寒い夜となりました

Chuckが足元でなにやらゴソゴソやっています

テレビから第九の調べが流れています

今日と明日と時間は同じように流れていくけれど、明日は2010年1月1日

みなさまにとって、素晴らしい新年でありますように!!!

2009年12月30日水曜日

今年の10人

興味をそそる・非常におもしろい・魅力的な・・・そんな意味がある英単語intriguing

今年の10人を選んだCNNのページです。アメリカでの人選ですから、最初の二人はオバマ大統領夫妻。ファーストレディが「今年の10人」に選ばれるのは珍しいのでは・・・それだけオバマ夫妻のインパクトは「すごい」ようです。

The 10 most intriguing people of 2009 - CNN.com

このリスト最後のスーザン・ボイルさん。今年のNHK紅白歌合戦にも出場するとか。私がこの現代版シンデレラ歌姫のことを追いかけていたのは今年の4月のこと、21日のブログスター誕生にも書きました。

彼女のこんなコメントを読んで、このシンデレラ物語に、改めて興味を持ちました。やっぱり彼女もintriguing な人なんですね。

"I was slightly brain damaged at birth, and I want people like me to see that they shouldn't let a disability get in the way. I want to raise awareness. I want to turn my disability into ability."

「脳に軽い障害を持って生まれた私です。私と同じような人に、障害を「障害」としないでほしいと言いたいのです。みなさんに気づいてほしいのです。私は私の障害を能力に変えたいのです。」

2009年12月29日火曜日

私の年末

「帰省ラッシュがはじまりました・・・」というラジオからの声
たった24ページの朝刊
「歳末セール」「新春準備」の文字が躍る広告のちらし

私は今から出勤です
今週も勤務は金曜日まで
いつもと同じペースです

365日、24時間、ずっと途切れることなく仕事が続く職場
これが「当たり前」の年末なんです

2009年12月28日月曜日

こっちへおいで!

おーいChuck、こっちにおいで!











なんでこんなとこ歩くんだろ
変なの・・・
Chuck

2009年12月27日日曜日

冬のけやき

青空と白い雲と冬のけやき

小枝の先には小さな芽がびっしり

春への準備完了です

2009年12月26日土曜日

12月26日

クリスマスの翌日。この日、アメリカのショッピングモール、デパートはどこでも大にぎわい。理由は・・・

クリスマスプレゼントを「交換」する人たちでごった返すのです。何事も「合理的」なアメリカの人たち。もらったプレゼントが気に入らなければ、さっさと「交換」します。交換用に金額が明記されていないレシートをプレゼントに同封することも当たり前です。

ド イツでも同じであるのを新聞で読みました。クリスマスパーティーで交換したプレゼントを開いた人が「このマフラーは誰から?」と声をあげ、「私から」と答 えると、「レシートはある?」と聞いたというのです。親族や親しい人からもらったプレゼントを自分の好みの色や、別のデザインに交換することがよくあ る・・・とのこと。一生懸命考えて選んだプレゼントなのに、「レシート」と言われて落ち込むという話もあちこちで聞かれるのだそうです。

クリスマス後に返品された商品は、高額であればあるほど、値段を下げられて店に並びます。シカゴ時代に大いに役だった皮のロングコートは、そうやって「返品」された(であろう)ものでした。私のように、この「返品習慣」で得をした人もいるのです。

それにしても、プレゼントの交換(返品)は合理的・・・(なのかな・・・)

2009年12月25日金曜日

ジングルベール・・・

「ジングルベール、ジングルベール、数珠(じゅず)が鳴る・・・」
通っているのは仏教系の幼稚園です・・・(5歳の男の子)

こどものつぶやき、「あのね」で見つけた傑作!


もう一つ

12月は一番夜が長い月だとパパに聞いた。

「サンタさんが、たくさんの子供にプレゼント配れるようにだね。」
                            (7歳の女の子)


昨日のクリスマスイブ、子供たちみんなにプレゼントは届いたかしら・・・
おとなはいかが???

2009年12月24日木曜日

サンタ追跡大作戦

北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)、アメリカの防衛警戒網の中心機関。クリスマスイブにはサンタ追跡大作戦を展開します。

54年前のクリスマスイブ。「サンタと話そう」という新聞広告の電話番号が誤植(ごしょく)でNORADの前身の司令部の番号になっていました。殺到した間違い電話に対して、その夜の当直将校がとっさに、「防空レーダーを使って探知する」ことを思いついたそうです。

毎年クリスマスイブ、アメリカマウンテン時間午前4時(日本時間午後8時)、電話が一斉に鳴り出します。

「サンタさんはどこにいるの?」が一番多い質問だとか。

「君はどこからかけているの?サンタがそこに行くころまでには寝てなきゃダメだよ」。軍人達がやさしく答えます。

「だれかロシア語を話せる人はいないか?」「フランス語でメールがきたぞ」といった声が響き渡る、地球規模の「大作戦」。

世界中からの問い合わせに応対するために、クリスマスイブの丸一日に1200人以上のボランティアが活躍します。それが半世紀前から続いているというのです。

ウェブには日本語を含む7カ国語で、サンタの位置情報をアニメーションで表示しています。ぜひのぞいてみてください。

Noradsantaホームページ

2009年12月23日水曜日

サンタさんが・・・

サンタさんが一日早く、わが家へやってきました
Chuckと一緒に遊んでいきました

23日はわが家の恒例のクリスマス
サンタさんは、そりには乗ってこなかったけれど
わが家の客人の送り迎えを頑張ってくれました

午後早々からのクリスマスパーティー
友人に紹介された「初対面の方」を含めて、
いつものようににぎやかなで楽しいひととき

年に一回のわが家の「同窓会」
来年もいらしてくださいね・・・

2009年12月22日火曜日

増加、1000万人

このタイトル、何でしょう?どんなことが想像できますか?

ラジオのニュースで小耳に挟(はさ)んだ数字です。

中国でこの一年にお化粧をするようになった人の数だそうです。人口13億を超える中国。
経済危機の世界にあっても、経済発展が見込まれる国。おしゃれをする女性が増えたのも当然でしょう。

資生堂をはじめとして、日本の化粧品会社が中国を今後の有望市場として事業展開を本格化させているそうです。

1990年、アジア21世紀奨学財団の奨学金に応募してきた中国出身の京大生の一人は、応募写真が中国の人民服姿でした。あれから20年、トレンディなファッションに身を包み、お化粧をする女性が増えた中国の発展を思います。

2009年12月21日月曜日

ひもなし散歩

このごろね、公園を歩くとき、
リードをはずしてもらうの

ちょっと緊張するけれど、
ちゃんと歩くよ

あちこちひとりで行けるの、
大好き!

Chuck

2009年12月20日日曜日

COP15、そして・・・

COP15の日本語名称は「国連気候変動枠組み条約締約国会議」。一度では覚えられない名前です。先進国、発展途上国、それぞれの思惑(おもわく)が交錯(こうさく)する中、地球温暖化という、人類全てに影響する問題を、どう解決していくのか、その方向性を探って「すったもんだ」しているようです。

京都議定書 が採択されたのはCOP3、1997年12月のこと。わが家の目と鼻の先にある、京都国際会議場がその舞台でした。それから10年以上たって、温暖化の問題は、世界の色んなところで現実化しています。なのに・・・

COP15の詳細を十分に理解するにはほど遠い私ですが、今までそれほど関心があったと言えない地球温暖化に対して、ここへきて、ちょっと「つながった」ことがあるのです。


娘のボーイフレンドがアパラチアントレイルを走破したことは、10月22日のブログに書きました。長い「休暇」を終えた彼が就職したのが、ワシントンのAlliance for Climate Protection: というNPO。アル・ゴア 元副大統領が中心となっている組織です。

コンピューターが専門の彼ですが、半年もかけて、アパラチアントレイルを歩いたアウトドア派。今回は専門と趣味を見事に生かせるのでは・・・と思います。

このNPOのウェブには現在、COP15で演説するゴアさんのビデオが掲載されています。長年環境問題に取り組んできたゴアさんが、もし2000年の大統領選挙でブッシュに勝っていれば、アメリカはもっと違う方向に進んでいたことでしょう。

これから、この組織の活動に関して、あれこれ質問をしていきたいと思います。そうするために、環境問題に関して、もっと勉強しなきゃ。英語でも・・・

2009年12月19日土曜日

あがれない・・・


リビングから玄関への階段
たった二つなのに・・・
あがれない、Chuck

滑ってしまうのがこわいのか
何か「トラウマ」があるのか

それが、何と、やっと本日成功!
外に行きたい一心で

やっぱりちょっと滑っていましたが・・・

やっとできた!

2009年12月18日金曜日

二つのことば

英語を使う機会がほとんどなくなってしまった今の私。何か忘れ物をしているような気分です。

日本語だけで生活していると、時々頭の中が詰まってきてしまうのです。キザではなく、一つの思考パターンだけで生活していると、ちょっと息苦しくなるのです。

いつ頃からこんな感覚を持つようになったのか、あまり記憶がありません。英語の単語がうまく出なくて、かえってストレスをためることもあるのに・・・

でも英語を話すと、脳の中の別の回路が動いているのがわかるのです。別の自分がいるような、そんな気分なのです。

結構欲張りな私です。変身願望があるのかもしれません。二つのことば、それぞれの持ち味を楽しむことを覚えると、ちょっとやめられないのです。

私にとって母語は日本語、英語はあくまで外国語。でも、この外国語が私にくれた世界の大きさを思うにつけ、たまには英語にどっぷり浸かってみたい、そう思います。

2009年12月17日木曜日

アドベントカレンダー


「アドベント」とはクリスマスを迎える前の季節。日本語では、「待降節」「降臨節」と呼ばれます。

お正月なら、「もういくつ寝ると、お正月・・」というところでしょうか。クリスマスまであと何日・・と待ちこがれる気持ちを込めたのが「アドベントカレンダー」。

子ども達に人気なのは、日付のついた小さな窓やドアを開けるとお菓子が出て来るアドベントカレンダー。


アドベントカレンダーの画像がこんなに一杯あるウェブを見つけました。

アドベントカレンダー - Google 画像検索

写真はわが家のアドベントカレンダー。毎年繰り返し使える「すぐれもの」。12月1日から、毎日小さな「わらの人形」を動かして、24日のクリスマスイブにたどり着くのです。

今年ももう17日に到着。あと一週間でクリスマスイブ。はや・・・・い!!!

2009年12月16日水曜日

からだの喜ぶこと

からだの喜ぶこと、やってますか?

どんなに疲れていても、深呼吸をしたり、ストレッチをしたり

固くなった体を、そしてこころをほぐしていますか?


自分自身にこう問いかける私です

日々の忙しさの中で

この問いかけすら忘れてしまいそうな日々

自分らしくありたいと思う日々・・・

2009年12月15日火曜日

The Year in Pictures 2009

Time誌に掲載されている「今年の写真」のウェブページです

The Year in Pictures 2009

オバマ大統領の写真
戦場の兵士の写真
ハドソン川に不時着した飛行機の写真
何気ないこどもたちの写真
ダライラマも登場

48枚ある写真の20番目
エドワードケネディ氏の埋葬風景の写真

暗闇迫る時間のピントが合っているとはいえない写真
なぜかとてもこころ引かれました

2009年12月14日月曜日

声・ことば

京都ライトハウスの「朗読ボランティア養成講座」で勉強していた時のことです。定員の2倍近い40人ほどのクラスにただ一人、定年後の男性がいらっしゃったのです。

視 覚障害者のための、朗読ボランティアがまず学ぶべきことは「標準語」のアクセントです。関西弁との違いをしっかり理解して、通りのいい声が必要になりま す。ほとんどの人にとって、日本語の話し方を勉強するのは初めてのこと。講師の発音やアクセントの違いが聞き分けられなくて四苦八苦する人が続出のクラス でした。

この唯一の男性も、アクセントが違うといつも注意され、声が伸びていない、それでは朗読にならない、と手厳しい指摘を受けていました。

ところが・・・

忘年会の席で、この男性が朗々とした声で詩吟(しぎん)を披露されたのですから、仲間一同ただただ唖然(あぜん)!講師の先生も、その素晴らしい声に感嘆していらっしゃたほどでした。

あの素晴らしい声が、なぜ朗読の時に出ないのか・・・本当に不思議でした。しっかりした腹式呼吸ができているこの男性の、「張りのない」朗読の声は一体何なんだろう、私にとって大きな疑問でした。

声を出して本を読む。この単純とも言える作業も、しっかりした声で、表情豊かに表現するには、息の使い方の訓練が必要です。単に大きな声が出るだけとは違う、しっかりした技術を身につけなければなりません。

日本の教育では、日本語を正しく話すための訓練はまずありません。speechのクラスで小さい時から鍛えられるアメリカとは随分違います。自分自身がどんな声で、どんな音調で話しているのか、まずそれを聞き分ける耳が必要です。

聞いてくれる人に正しく、そして暖かく届く「いい声」にあこがれます。単なる美声ではなく、こころがしっかり伝えられる声で話したいと思います。自分の話すことば、そしてその元となる声を大切にしたいものです。

2009年12月13日日曜日

コレクション


誰のコレクションとは申しませんが・・・

サンリオのキティちゃんのともだちAhiru no Pekkleのコレクションです。

キティちゃんと違って、日本ではほとんど見つからないペックルグッズ
なぜか香港やアメリカにはいっぱいありました

車いすフェンシングの遠征時、出張の折、あれこれ私もコレクションに協力して買い求めたものでした

そして、これがその成果・・・・

コレクションをしている本人が並ぶと、もう一つの「ペックルグッズ」になってしまうのがおかしいのですが、個人情報漏洩(ろうえい)の恐れがありますので、その写真は別の機会に・・・

2009年12月12日土曜日

It's His War Now

これは今週のTimeの表紙にある文字です。「今や彼の戦争だ」 

アフガニスタンへの派兵増強を決断したオバマ大統領。この戦争が「彼の戦争」となってしまったということなのでしょう。

オバマ大統領の就任演説で、イラクからの撤退を表明したあとに、アフガニスタンでの戦争を正当化した発言にザラっとしたものを感じた私でした。

そして今年のノーベル平和賞授賞式での彼のスピーチを読んで、一層「わからなくなった」気分です。

大国アメリカのトップとして、国益優先であるのはよくわかります。アメリカで、銃砲関係の大きな展示会で通訳をしてきた私自身、9・11以降、アメリカの「軍事産業」がより大きくなってきているのを感じていました。不気味な展示がとても増えていたのです。

テロリストを「敵」として、アメリカを守るために戦い続けるというのでは、ブッシュ前大統領と何ら変わりはありません。それがアメリカの大統領の宿命なのでしょうか。

「世界に邪悪は存在する」と断じたそのことばは、「平和」のイメージからはほど遠いと思ってしまいます。

今日の朝日新聞の夕刊のコラム「窓」に、「やっぱり早すぎたのではないか」という書き出しでオバマ大統領の平和賞受賞演説への感想が書かれています。

昨年夏、アフガニスタンで殺害された「ペシャワール会」の伊藤和也さんが撮影した、現地の子ども達の顔が今も目に焼き付いている。「窓」の筆者はこう書き記します。

増派されるアメリカ兵も、現地の人たちも、心休まる時はないのでしょう、このままでは・・・

*******


以下は平和賞受賞スピーチの一部です。(朝日新聞の昨日の夕刊に全文の翻訳が出ていました。英文はNew York Timesのウェブから引用しました。)

So yes, the instruments of war do have a role to play in preserving the peace.

戦争という手段に平和を保持するための役割があるのだ。

I understand why war is not popular, but I also know this: The belief that peace is desirable is rarely enough to achieve it. Peace requires responsibility. Peace entails sacrifice.

戦争がなぜ不人気なのはわかっている。だが私は同時に、平和が望ましいという信念だけで平和が達成できることはほとんどあり得ないということを知っている。平和には責任が必要だ。平和は犠牲を伴う。

The non-violence practiced by men like Gandhi and King may not have been practical or possible in every circumstance, but the love that they preached -- their fundamental faith in human progress -- that must always be the North Star that guides us on our journey.

ガンジーやキング牧師のような人々がとった非暴力は、如何なる状況においても現実的でで可能だったとは言えない。しかし、彼らが説いた愛・・・人間の進歩に関する彼らの根元的な確信、それこそが、常にわれわれの行く手を導く北極星であるべきなのだ。

2009年12月11日金曜日

プードルなんです



手作りヨーグルト
Chuckの大好物

種を入れるプラスティック容器
深いのですが・・・

プードルなんです
こうやってなめるんです

プードルでよかったね、Chuck!

2009年12月10日木曜日

高級難度

           壁ぎりぎりに、きっちりおさまった車


日本ならではの高級難度
運転手は反対側から降りるのでしょうか
ご苦労さまなことですね
タイヤが路肩からはみ出して駐車する近所の車
私ならきっと畑に車を落としているはず
ただただ感心するのみ

2009年12月9日水曜日

散歩?ウォーキング?

わが家のChuckは体重が3キロにもならないちび犬ですが、リードをつけて歩く時、私の早足を引っ張るほど早く歩きます。あまりにも落ち着かない歩き方なので、抑え気味で歩くほどです。

犬の散歩について、こんな文章がありました。

「散歩って字は、散り歩く、でしょ?だからウチは散歩じゃない。出発前にトイレを済ませてひたすら歩くんだ。ウォーキングって呼んでいる」

まさしく、Chuckもこの通りです。歩き出す前に庭でウンチもシッコも済ませてしまいます。(時々全くしないままに出発しますが・・・)。そして歩く時はただただ歩くのです。それも早足で。私にとってもいい運動です。

犬の散歩というと、あちこちをクンクンかぎ回っている姿を想像しますが、Chuckは全くそれがありません。ただただ早く歩きます。ちょっと不思議なのですが、こんな犬もいるのですね。Chuckはわが家のウォーキング・ドッグです。

2009年12月8日火曜日

戦争を知らない子供たち

NHKラジオの朝の番組「今日は何の日?」で、1941年、昭和16年12月8日は太平洋戦争開戦記念日と言っていました。真珠湾攻撃の日ですね。

今日が何の日かも知らない若い世代が随分増えているそうです。現在の日本の人口の4人に3人が戦後生まれになっているのですから、無理からぬことかもしれません。

戦争を知らない子供たち

今も絶えることのない戦争。それから目を背(そむ)けることはいけないけれど、これからの子供たち全てが「戦争を知らない子供たち」であってほしいとこころから思います。

2009年12月7日月曜日

お寺のことば #2

去年の12月14日にご紹介したお寺のことば
折に触れてメモしたものが随分たまってきました。
短いことばの中に深い意味を感じるものばかりです。


幸せは私が私のままでいる場所があるということ


人生は失敗八分
成功二分


人は幸せを見るのが下手
人は不幸を見るのが上手


人は幸福には鈍感だが
不幸には敏感である


周囲ばかりを気にしていると
自分を見失う
まず自分の足元を


待つ間の遅さ
過ぎゆく時の速さ
生きる 今


浅い水は音をたてて流れ
深い水は静かに流れる


お役に立たぬ身も
まわりにお礼を言う仕事がある


人間として一番つらいことは
人の善意にそむくことである


仏が見ている
神が見ている

2009年12月6日日曜日

Tokyo Nobody

東京の街に人がいない・・・そんな風景を集めた写真集

TOKYO NOBODY 中野正貴

早朝の撮影ではなく、どんな時間に人通りが少なくなるのか、それを前もってしっかり調査をし、人がいなくなる一瞬をじっと待ち続けて撮影したとのこと。

撮影後、写真を隅から隅までチェックして、人が一人でも写っているとその写真はボツ。窓際に人がいてもダメ。こだわり続けた撮影だったようです。

人が一杯いるのが当たり前の東京。

不思議な空間が生まれています。



中野正貴 MASATAKA NAKANO - アートアンリミテッド -

2009年12月5日土曜日

千葉敦子

「体調悪化し原稿書けなくなりました。多分また入院です。申しわけありません。」(ニューヨーク時間1987年7月7日午前11時11分発信)

千葉敦子さんの最後の本、『死への準備日記』の最後の文章です。

20年以上前に亡くなったこのフリージャーナリストの本を私は何冊読んだことでしょうか。1985年に亡くなった父の最後の闘病時期、自分の乳ガンを公(おおやけ)にして、闘病そのものを克明に書きつづった彼女の本は、20年以上前の日本では希有(けう)の存在でした。

「社 会派」ジャーナリストの彼女は、豊富な取材経験を通して、辛辣(しんらつ)なことばで世の中をバッサバッサと切り裂くような激しさがありました。日本につ いて書いた本「ちょっとおかしいぞ日本人」は、アメリカから戻った直後の私が感じることを、ズバズバ書いてあって、とても心地よかったのを覚えています。

自 分自身にも厳しい人でした。ガン告知がまだ一般的でなかった当時、自分で納得できる医療を求めて、ガンの再々発後、一人でニューヨークに住まいを移したの です。友人達に支えられ、自分らしさを保ちながらの生活は、当時の「朝日ジャーナル」に連載されていました。その最後の文章が冒頭のものです。

毎朝、花瓶を取り替えて、新しい装いにした花を部屋に欠かさなかった彼女です。最後まで自分に厳しく、そしてやさしく生き抜いた人です。

日本の社会に新しい「死」の概念を提示した人だった、彼女の死を継起(けいき)にして、日本で「死」について語ることがタブーでなくなった、そう言われています。

自分の闘病をブログで公開していた歌手の川村カオリさん。今年の7月に乳ガンで亡くなった彼女のブログへの反応が8千を超えたというという新聞記事を読み、千葉敦子さんの生きた時代から確実に変わってきた日本を感じました。

2009年12月4日金曜日

胡蝶蘭

胡蝶蘭3鉢  玄関に並びました
友人のお知り合いのお店への開店祝い
                   ・・・そのおすそ分け

こんなゴージャスな玄関、初めて!
           どこかにおすそ分けしないと・・・


2009年12月3日木曜日

これ、大好き!














リビングに洗濯物発見!

ちょっと遊ばせてね

ホリホリ、カシャカシャ・・・

ずっと置いといてよね!!!

by Chuck

2009年12月2日水曜日

3日、3週間、3ヶ月・・・

9月に現在の仕事をスタートしてから11月末で丸3ヶ月が過ぎました。私の人生にとって、「記念すべき」3ヶ月だったように思います。全くのゼロからのスタート。介護の現場の怒濤の日々に押し流されそうになって、必死で泳いでいたような・・・(泳ぐのは苦手な私ですが)、もがいていた、というのが本当のところです。

新しい仕事を始めて、3日、3週間、3ヶ月が「辞めたくなる節目」だと言われますが、とにかく三つ目の節目はクリアしました。

この3ヶ月、初対面のスタッフ、入居者、それぞれの人との人間関係を作っていくのが最大の仕事だったと思います。そして、それが少しずつですが、自分にとって納得できるものになりつつあるからこそ、3ヶ月の節目が迎えられたようです。

事務所にじっとしていなければならない現在の仕事。それが一番「辛い」と思っていたのですが、12月1日付で、新しいスタッフが病院から移動してくることになりました。これからは、あちこちをウロウロする時間が作れそうです。それがとても楽しみな私です。もっと入居者の方々との時間を作りたい。それが私にとって大きな勉強となるはずです。

「こうなってほしいな・・・」と思っていたことが、想像以上に早く実現しそうです。大きな流れの中でオファーをいただいた今回の仕事。やるべきこともちゃんと与えられています。素直に、あるがままにこれからもやっていきたい。節目を越えた今、改めて思います。

2009年12月1日火曜日

負け越し続き

先日、新聞のスポーツ欄の片隅におもしろい記事を見つけました。

大相撲の番付に名前が載(の)ってから歴代ワーストの38場所連続負け越し中だった力士がやっと勝ち越しを決めたというのです。一年に6場所ですから、38場所というのは、6年を越える年月です。ずっと負け越しですから、当然、番付は一番下の「序の口」です。

力士の名前は森麗(もりうらら)。場所前に、負け続けた競馬のハルウララ に似た「しこ名」に改名。その効果があったのか、やっと九州場所で初めての勝ち越しを決めたというのです。

なんだか冗談のような記事ですが、本人も親方も「まじめ」に考えた改名だったのでしょうね。6年以上、くじけることなく相撲を取り続けたこと、それだけでもすごいと思います。

横綱の白鵬の全勝優勝で終わった九州場所。同じ相撲の世界にも、色々な生き方があるものですね。

2009年11月30日月曜日

母として、そして・・・

ピアニスト、辻井伸行さんのお母さん、辻井いつ子さん

元アナウンサー、さわやかな声の持ち主

「クリムトの接吻」の絵の前で、男女の抱擁の場面を説明する大らかさ

ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールに優勝して、「ぼちぼち親離れをしなきゃ」とあっさりと世界に羽ばたく息子を育て

これからは自分の仕事をしたいという母  辻井いつ子の子育て広場


「もし目が見えるようになったら、一度でいいから母の顔を見たい。それでまた目が見えなくなってもいいから・・・」

深い絆(きずな)で結ばれた母と子


夕食の後かたづけもしないままに、珍しくテレビのドキュメンタリーにひっかかった夜でした

2009年11月29日日曜日

クリスマス準備OK

昨日の土曜日、仲間のおかげで早々にクリスマスの準備完了です
ご近所でも一番乗りでイルミネーションを点灯
例年より門の外がにぎやかに・・・




植え替えて元気になったベンジャミンもクリスマスの装いに

2009年11月28日土曜日

立っち #2


逆光の写真ですが・・・

すすきの葉っぱが好きなChuck

口が痛くないのかしら

おっぴろげで失礼します・・・

2009年11月27日金曜日

パーミル


パーミル:千分率。鉄道では勾配の程度を示す単位に使われる。

パーセントしか知らなかった私です。新しい単語発見です。

傾斜が急な山岳路線を持つ全国の私鉄が結成した全国登山鉄道‰(パーミル)会

私の職場への足、叡山電車も含まれています。

八瀬はもみじ狩りのメッカ。

今週はお隣のお寺を目指した観光客でごったがえしています。

2009年11月26日木曜日

三重苦

三重苦といえば、見えない、聞こえない、話せない。ヘレンケラーのような人を指しますが、ここでの三重苦は「読めない、書けない、呼びにくい」名前のことです。

女の子の名前から「・・子」というパターンが消えてから、もう随分たちました。最近の赤ちゃんの名前は女の子だけでなく、男の子の名前もユニークなものが増えているような気がします。

2008年の人気の名前を以前ブログにも書きました。赤ちゃんの名前

名前の響きが良く、個性的で、外国人にも発音しやすい、などがユニークな名前をつける親の考え方だそうです。今の子ども達がおとなになる頃には、「・・子」という名前はほぼ消滅していて、今風(いまふう)の新しい名前が普通になっていることでしょうね。

「子 どもの名前には親の知性や品格、センスなどが現れる一方で、基本的な常識や語学力の乏しさも露呈する」という手厳しい指摘を目にしました。思い入れ一杯で あっても、その名前を一生持ち続けるのは子ども自身であることを、しっかり自覚して名付けてほしい、というこの著者の考えであるようです。

わが家と言えば、子どもの名前を考えたのはもう30年以上前のこと。幼稚園の子どもでもわかる名前です。息子は「語呂」が好きだったからという単純理由。娘の名前は「ひらがな+子」。私と同じです。

アメリカに生活する二人、息子の短い名前はとても簡単に呼んでもらえます。娘の方は母音の並びが少々混乱するようで、彼女はずっと前からニックネームを通称として使っています。

私自身、自分の名前は大好きです。親が名付けてくれた理由も知っています。これからもこの名前と仲良くつきあっていこうと思っています。

2009年11月25日水曜日

宝ヶ池の夕暮れ

日が短くなりました
あっという間にあたりは真っ暗(まっくら)

でも一瞬の輝きはすてきです
漆黒(しっこく)の闇を前にして




2009年11月24日火曜日

サンタとインフルエンザ

「サンタさん、新型インフルエンザにかかったら、クリスマスはなくなるの?」

世界中の子ども達が気にしているそうです。

「クリスマスは中止されないと誓うよ」とサンタの約束をフィンランドの国営放送が伝言として放送。

「サンタも気をつけているから、君たちもインフルエンザには気をつけるんだよ!」とサンタは子ども達に話しかけました。

ラップランド地方のクルバトゥントゥリ山に住んでいるサンタからのメッセージだそうです。

今年も世界中の子ども達が楽しいクリスマスを迎えられますように!

もちろん、全てのおとなも・・・

2009年11月23日月曜日

おもちゃかご

ぼくのおもちゃが・・・
のぞいても大丈夫かな・・・
えーっと、どれを出そうかな・・・


遊んだら、おもちゃはちゃんと片づけなさいよ、Chuck!

2009年11月22日日曜日

京都のもみじ

岡山・新潟・徳島・三重・大阪・岐阜・名古屋・沼津・金沢・・・・

私が今日、車で30分ぐらい走った時に見かけた観光バスのナンバープレートのあれこれです。(運転中にキョロキョロしているのがばれてしまいますね)

三連休の京都は観光バスだけでなく自家用車も他府県ナンバーであふれています。

いつも思うのです。

紅葉の名所はどこにでもあるのに、なんで京都???

京都に住む私には気がつかない京都の魅力があるのでしょうね、きっと。

私とおなじことを考える人がいるのを発見しました。

京都のもみじは特別な種類ですか? - 教えて!goo

2009年11月21日土曜日

午後のミニトリップ


土曜日、職場に用事があって「歩いて」出かけました
紅葉の盛りの三連休、車が混んでいるはずと・・・

畑のそばの大きなもみじ

途中はこんな風景も

吊り橋の先がわが職場、約40分で到着
                

帰りは八瀬から叡電に乗車
途中で乗り換えた鞍馬行きの電車は大混雑
「おりま・・・・す!」と大声を出してやっと下車








観光客一杯で鞍馬に向かう電車

2009年11月20日金曜日

新聞のこと

1981年、随分昔、シカゴの生活がスタートしました。当時も朝日新聞を毎日読んでいました。当初は特別の郵便で会社に配達されていた新聞は、日本の2,3日遅れた日付でした。

し ばらくすると、コンピューターの普及で、アメリカ国内で印刷が可能になり、配達される新聞の日付は時には、アメリカの前日の日付のものが届くように なりました。半日以上ある時差のせいです。「明日、何があるか、教えてあげようか?」とアメリカ人の友人に冗談を言っていたものでした。

ITの情報化社会になって、新聞の存在が危うくなってきている現代。世界各国で、伝統ある有名な新聞が廃刊に追い込まれています。去年の12月12日、住んでいたシカゴの新聞、シカゴトリビューンの廃刊についてブログにも書きました。全面広告 #2   

新聞を読んでいて、「新聞たるもの“情報コンシェルジェ”となれ」というコメントを目にしました。速報性にはインターネットに負ける新聞こそ、氾濫する情報を分析し、詳しく正確な情報として提供すべきだというものでした。

9月以降、毎朝新聞をゆっくり読む時間はなくなった私の生活です。ざっと目を通す時に、気になる記事の掲載ページ番号を一面の上に赤ペンで書いておき、夜にもう一度その記事を読んで、おもしろいと思ったら切り抜きます。ブログネタの多くはこうやって見つけています。

切り抜きがたまる一方という弊害はありますが、その時の興味に応じて、自分なりに情報を集めている私です。自由に切り抜ける新聞の持ち味は、モニター画面から得られるものとはひと味違っているのです。

デジタル人間にはなりきれない世代なのですね、私は・・・

2009年11月19日木曜日

ちびもみじ


職場の植え込みで見つけたチビもみじ
葉っぱはちょっといびつだけれど、
ちゃんと赤くなりました

2センチたらずのチビもみじ
このままここで大きくなれるかな・・・

2009年11月18日水曜日

民族紛争・・・そして音楽

多民族国家だった旧ユーゴスラビア連邦が崩壊していく過程で、果てしない民族紛争が1991年から2000年にかけて続きました。

ウィキペディアにユーゴスラビア社会主義連邦共和国の説明としてこんなものがありました。

 ・七つの国境 (イタリア、オーストリア、ハンガリー、ルーマニア、
           ブルガリア、ギリシャ、アルバニア)
 ・六つの共和国(スロベニア、クロアチア、セルビア、
           ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、マケドニア)
 ・五つの民族(スロベニア人、クロアチア人、セルビア人、
           モンテネグロ人、マケドニア人)
 ・四つの言語(スロベニア語、セルビア語、クロアチア語、マケドニア語)
 ・三つの宗教(ギリシャ正教、カトリック、イスラム教)
 ・二つの文字(ラテン文字、キリル文字)
 ・一つの連邦国家

民族同士が憎しみをぶつけ合って戦ったあと、表面上の平和(平穏)が訪れたあとも、人々にこころには不信や敵意の感情がくすぶっている・・・と感じたのはマケドニアの国立歌劇場での常任指揮者となった日本人の柳澤寿男(やなぎさわとしお)さんでした。

旧ユーゴ各地にあるオーケストラはそれぞれの多数派民族の出身者によって構成されているのだそうです。国境や民族を超えて一緒に演奏ができないかと考えた柳澤さん。2年前に「バルカン室内管弦楽団」を結成。民族の融合は不可能と思われていたこの地域で、年に一回のコンサートを続け、今年の5月には街の南北にアルバニア系住民とセルビア系住民が別れて住むコソボのミトロビツアという街で、南北の人々のこころをつなぐコンサートの開催にこぎつけました。

セルビア、コソボ、マケドニアの3民族15人の演奏家が集まって結成されたこの管弦楽団。
「最初の緊張していたが、練習の合間に菓子をつまんで雑談が始まった。信頼ができるにつれ、音の響きが変わっていくのを実感しました。」 指揮者冥利(みょうり)につきるコメントですね。

民族紛争とは全くかかわりのない、遠い日本からやってきた一人の指揮者。音楽を通して演奏家とそれを聞く人々のこころを一つにしたのです。その調べが日本にもやってきました。「バルカン室内管弦楽団」の最初の海外コンサートが東京で開かれました。

ラジオで柳澤さんの名前を2回耳にし、朝日新聞の夕刊のコラムで初めてそのフルネームを目にした私。すてきなエピソードがご紹介できました。

2009年11月17日火曜日

出して、出して!!!

一日中留守番してたんだよ
なのに、ケージからだしてくれない









しかたないから、一人遊び
おもちゃをケージの外にポイするの
でもおかあさん、
またケージの中に放り込むんだよ・・・いじわる!



今日は雨だから夜の散歩はなしだって
だからちゃんとおしっこしなさい・・・ってさ・・・
そんなこと言われても、急にはむりだよ・・・
出してよ!!!!


Chuck

2009年11月16日月曜日

ドナルド・キーン

日本の文学研究者として知られているドナルド・キーン氏。60年に渡って日本と関わってきた研究者のことばを読みました。第二次世界大戦中に日本語を覚えたキーン氏。戦後の日本をずっと見つめてきた方です。

日本人は「大きくなった」のだそうです。これは文字通り、サイズのこと。戦後すぐには、キーンさん自身は日本の社会では「大きい人」だったのですが、現在は「中ぐらいの人」になっているというのです。確かに日本人の体格は立派になりましたね。

その大きくなった日本人が「小さな世界に住むようになった」とありました。自分だけの世界に住む人が増えた、そういう意味のようです。

ですが日本人は国際化が進んでも、「自国意識」の強い国民であり、美しいものや自然への憧憬(しょうけい)と調和と簡素さを求めるこころは変わらない。キーンさんはそう言います。深いところではそれほど変化していないのが日本人なのだそうです。

バブル経済後、日本人は日本そのものや日本人としての自信を失っているような気がします。先行きが不透明な現在の社会で、日本人であることを誇りにできない風潮もあるようです。

そんな中、日本人に、日本に長年寄り添ってきたキーンさんのことばは大きな励ましだと思います。日本人って、日本の文化って、とても豊かですてきなんだよ。そんなメッセージをキーンさんのことばから感じました。

2009年11月15日日曜日

60歳になったら・・・

60歳になったら「笑っていること」

解剖学者の養老孟司(たけし)氏がラジオで言っていました

60歳を迎える人たちに、今さらあれこれアドバイスすることはないのだそうです

機嫌のいい人であること

それだけだそうです


(おまけ)

養老氏によると

「相手のことを考えられる唯一の生き物」が人間だそうです

最近は「人間」らしくない人が多いようで・・・


もう一つ

「自分という作品を完成させるために塗り残しがないように」

2009年11月14日土曜日

ご近所の秋

比叡山も・・・

さくらも・・・

いちょうも・・・

柿も・・・


青空に映(は)えるご近所の秋




PS: ぎっくり腰、どうやら回復しました。
明日(日曜日)から勤務再開します。
冷えないように。妙な座り方をしないように。しっかり歩くように。
もっと自分の身体の声を聞くように・・・・こころしたいと思います。

2009年11月13日金曜日

色見本

イギリスのウェッジウッドのカタログ
グレーのトイプードルがいました

カットは私好みではなく、
顔だけが白いのもちょっと・・・

でも・・・「こんな色になってよね」

Chuckに写真を見せて教育中・・・

2009年11月12日木曜日

天声人語

朝日新聞一面に掲載される「天声人語」。日本で一番名の通った新聞のコラムではないでしょうか?忙しくバタバタしている朝も、必ずざっと目を通しています。

この天声人語、ずっと細長い形状で、切り抜きを整理するにも、コピーするにも、難しいサイズでした。それが2008年4月から一行の文字数が少し増え (11文字から18文字へ)、コラムの形が、A4紙を三等分したぐらいの大きさになりました。今年の7月からは、小さく日付も入るようになり、切り抜きに は随分便利になりました。

近年、新聞の活字はどんどん大きくなりました。つまり、天声人語の総文字数は減ってきたことになります。限られたスペースでの表現で、▼は句点(。)と改行を同時に表すというルールのもと、620文字前後でまとめられています。原稿用紙の感覚でいうと、一枚半。

今朝の天声人語。森繁久弥氏を偲(しの)んだ文章です。

2009年11月12日(木)

生前のエピソードを交え、ご本人の人となりを見事に浮き上がらせ、そして最後はしっかりと締めくくってあります。

吟味(ぎんみ)されたことばの大切さを、今朝も天声人語を読みながら感じました。

2009年11月11日水曜日

セサミストリート #2

セサミストリートのミスターフーーパー役のWill Leeさんが心臓マヒでなくなったのは1982年のクリスマス。翌年1983年のThanksgiving Dayに放送された「フーパーさん、さようなら」です。

Farewell, Mr. Hooper

ビッグバードがフーパーさんの「死」が理解できないまま、フーパーさんにあげる似顔絵を描いてきました。

「フーパーさん、どこにいるの、これあげたいの」

「フーパーさんは死んだって聞いたでしょ?」

「うん、でもいつ戻ってくるの?」

「死んだ人はもう戻ってこないの」


それを聞いたビッグバード、寂しい、悲しい、会いたい・・・いろんな感情がわき上がってきます。彼にわかるようにやさしいことばで、なぐさめようとするおとなたち。

悲しみを一緒に分かち合う、とても静かないい場面です。最初は早い会話でスタートしますが、ゆっくりしたやさしい英語がとてもすてきです。

そして最後のことば
Just because....  (そうだから、そうなの・・・)

2009年11月10日火曜日

セサミストリート、40歳

11月10日、セサミストリートがスタートして丸40年の記念日。クッキーモンスターやビッグバードが活躍する画面をわが家の子ども達も食い入るように見 ていたものです。ミスターフーパーの店先はごちゃごちゃした町並みで、そこにあったゴミ箱の中からオスカーが飛び出してきていました。

最初の頃の画像がDVDになっていて、「intended for nostalgia purposes only」という文章が記載されているのだそうです。「昔を懐かしむためだけの目的」で作成しました、ということですね。

当時、クッキーモンスターはパイプを吸っていましたし、現在ではありえないほどの「汚い」街なみが再現されていたのです。自転車に乗っている子ども達で、ヘルメットをかぶっている子は一人もいません。現在の感覚では、「教育上よろしくない」内容です。

40年前、市街地の子ども達はまだまだ貧しく、セサミストリートでは、単に算数やアルファベットを画面で教えるだけでなく、その子ども達が「いいおとな」になるための社会性を身につけるために制作されていたとのこと。

色 んな場面を思い出すのですが、今でも私が覚えているのは「cooperation」(協力・協調)ということばを教えるシーンです。一人じゃできないこと も、誰かと一緒だとできるのだよ、そんな内容でした。一人じゃ生きられないんだよ。そんなメッセージをちゃんと伝えていたのだと思います。

画面上では時代遅れになっているかもしれない昔のセサミストリートですが、どんな時にも見る人のこころをほんわかさせる何かが流れている、そう思います。

'Sesame Street's' been swept, but the magic of show remains

Top 10 Sesame Street Moments

PS:今日、職場の病院で受診してきました。そんなに深刻ではないようです。やっぱり日にち薬。出会ったスタッフがそれぞれに、「大丈夫ですか」と「早くでてきて」と声をかけてくれました。心配してくれる仲間が一杯。うれしかったです。

2009年11月9日月曜日

せめて青空を・・・


素晴らしい青空の週末でした
私は生まれて初めての「ぎっくり腰」
初心者ですから、痛みにただただびっくり

今日は初めて欠勤してしまいました
起きあがるのに10分以上かかるのです
痛みの出ない起き方、模索中

当分「日にち薬」を信じておとなしくしています

せめてブログには青空を・・・

2009年11月8日日曜日

司法試験合格

息子の「お嫁さん」がやりました。ボルチモア州での司法試験に合格しました。

4年以上前にロースクール進学を決めてからは、全てが「勉強」だったようです。マメな息子が家事一般をこなしていました。彼女のお母さんがあるとき電話で、「あんなハズバンドはいないよ。家のことをみんなやってくれて、リポートの文章もチェックしてくれて・・」と言ったことがありました。彼の「母」として、ちょっといい気分でした。男子たるもの、マメでなくては!

大学を卒業したあと、京都にいた息子のところにやってきた「お嫁さん」。初めての日本でした。その後ほぼ4年、京都と東京に暮らしました。二人の将来を考えて、アメリカに戻り、仕事をしていた中で、ロースクール進学を決めたのです。30歳を越してからの決断です。

「家族」を考える時、色々迷いもあったことと思います。でもまず自分のやりたいことを優先させ、それを息子もしっかり支えたのです。

昨日、インターネットで自分の番号の横に「pass」という文字を見つけ、本当にほっとした、とメールにありました。司法試験の重圧からやっと解放されたのですから。

晩ご飯は息子のいつもより「きばった」ごちそうとシャンペンだったそうです。シェフとしての息子の生活は相変わらず続いているようです。

2009年11月7日土曜日

2003年2月15日

このタイトルの日、特別な日というわけではありません。仕事で、フロリダのオーランドに行き、半日の「休日」を作ってレンタカーで約50キロ離れたタンパに出かけたのがこの日でした。

ニューヨークヤンキースに松井秀喜が入団した年でした。松井に会えるかもしれない、とクライアントも私もミーハー的興味で出かけたのです。キャンプ地と言っても、毎年ヤンキースが使用する球場は「レジェンド・フィールド」と呼ばれ、過去の名選手の名前があちこちに書いてありました。アメリカ野球に興味のある人には懐かしい名前がずらりと並んでいるのです。日本人らしい姿もけっこう見かけました。

残念ながら、その日、松井はその球場に姿を見せませんでした。「明日は来るはず」と言われても・・・ギフトショップにはMATSUIと書かれたティーシャツがずらり。これは日本人観光客向けだったのでしょう、きっと。

あ れから7シーズン目。とうとうワールドシリーズのMVPになりましたね。ケガにも悩まされたここ数年。でも大舞台で力を発揮するのはさすがです。入団当 時、「ヤンキースのワールドシリーズ優勝に貢献したい」と言った、そのことばが実現してのですから、すごいです。まさに夢がかなったというとこですね。優勝の歓喜の輪の中に彼の笑顔を、「7年分の笑顔なんだと納得した」と朝日新聞の天声人語にもありました。

来シーズンの去就が注目される中、もし来年も松井がヤンキースのメンバーなら、あのタンパのギフトショップには、またMATSUIグッズが並ぶのでしょう。そして将来、MATSUIの名前もあの野球場のどこかに刻まれるのでしょうか。



2009年11月6日金曜日

ぼちぼち帰る?


秋の夕暮れ ねぐらに帰る相談中のみなさん

ねえ、どこに帰るの?

2009年11月5日木曜日

新しいスタッフ

11月から職場に新しい介護スタッフが加わりました。ケアマネージャーも経験した大ベテランです。「新しい職場ではゼロからのスタートですから」ととても謙虚に「先輩達」からのアドバイスを受けている彼女、今日は「さすが」というところを見せてくれました。

足元が不自由な90歳を超えた男性が、ベッドに座っていて、ずり落ちてしまったのです。奥さんからインターフォンで「滑ってしまいました」という連絡がありました。身体の大きな男性なので、若いスタッフと二人で部屋まで走っていったこのベテランさん。一人で、ヒョイとこの男性を持ち上げてベッドに座らせてしまったとか。

自分の力で持ち上げるのではなく、ズボンの後をしっかりつかんで、思い切りよく斜め後に引っ張り上げたそうです。この男性もうまく力を抜いた状態だったそうで、首尾良(しゅびよ)くベッドに座ることができたとか。

オフィスに戻ってきた彼女に、仲間のスタッフが床に座り込んで、引っ張り上げてもらっていました。先輩の手慣れた技に、引っ張り上げてもらったスタッフもただただ感心するのみ。

ゆったりとしたこのベテランの加入で、きっと職場の雰囲気も変わってくると思います。介護に対してのしっかりした彼女の信念をことばの端々(はしばし)に感じる私。こころからこの出会いに感謝、そして期待しています。

2009年11月4日水曜日

老舗

老舗(しにせ)とは「代々続いて同じ商売をしている格式・信用のある店」のこと。創業100年を超える老舗企業が全企業に占める割合を都道府県で比べると、もちろん第一位は京都、となりそうなのですが、あにはからんや、トップは山形県だそうです。

山形県2.53%、京都府2.46%、以下は新潟、三重、長野、福井、滋賀と続きます。

山 形県の鶴岡市にある機械・部品製造業の「伊藤鉄工」という会社が一番古い創業で1189年、何と平安時代に遡(さかのぼ)るのだそうです。平安時代で機 械・部品製造があった?と思わないでもないですが、この企業は鎌倉時代には鋳物(いもの)を製造し、神社の鐘(かね)などを作っていたとか。長い歴史の中で、その時代に合っ た商品を作り続けているということなのですね。この会社は、現在はバルブや水量を計測する電磁流量計などを製作しているのだそうです。

家訓は「細く長く」とか。確かに長いですね。800年を越す歴史です。

目先の利益に囚(とら)われることなく、地道に続いてきたのが本当の老舗。広く社会に認められたからこその実力を感じます。

2009年11月3日火曜日

気象予報士

国家資格として人気のある気象予報士。1994年に第一回の試験が始まりました。それまでのちょっと肩を張ったような気象解説ではなく、気象予報士それぞれ独特の解説が聞けるようになりました。

私はもっぱらラジオで天気予報を聞いていますが、NHK朝一番に出演している伊藤みゆきさん。その日のお天気の特徴を「五七五」調にまとめてくれることがあります。昨日の朝の五七五は冬将軍 1泊2日で やってくるでした。(彼女のブログを発見)

今朝の五七五は「冬将軍 午後には日本を後にする」。

そして今日の放送の中では「青空・雪・紅葉の三段染めがみられますよ」という解説もありました。

天気の予報技術だけでなく、その表現力が問われる気象予報士。どの世界も「ことば力」が必要なようです。

2009年11月2日月曜日

立っちです

立っちがよくできるChuckです
ちょっと失礼・・・でのぞきこんだり
テーブルの上のおかしを取ろうとしたり

もうすぐ二本足で歩きます・・・うそです

2009年11月1日日曜日

Obamu・・・?

TimeにLexiconという小さなコラムがあります。「用語集」という意味のこのコラムにObamuということばが出ていました。

Obamu v.-A slang term gaining popularity among Japanese youth.日本の若者がよく使っているスラング・・・だそうです。

「不適当だとか不便だと感じる事実や現実を無視し、“Yes we can, yes we can”と考える楽観主義。「拒む」Kobamuの反対語という解説もある。」という説明が続いていました。

でもネットで「オバム」を検索してもこんな意味がありませんでした。どこかで使い始められたことばが早々にTimeに掲載されたのでしょうか?

もしどこかでObamuっていうことばを耳にしたら、「知ってるよ!」って解説なさってみてくださいな。

2009年10月31日土曜日

平均年齢76歳


平均年齢76歳の写真展です
友人の写真家・小松真一氏が指導するサークル
すてきな作品が並びます

今年のテーマは「組み写真」
数枚の写真の組み合わせでフレームの中に新しい世界が生まれます

「いい写真を撮るために元気でいなきゃ!」

来年の10周年を目指して、みなさん元気いっぱいです

2009年10月30日金曜日

ゆらゆらと・・・

またぼんやりした写真をアップ
これも好きなんです・・・
池の水面(みなも)に写った木々がゆれてます
青空もちょっぴりのぞいているでしょ

角度を変えた写真も一緒にどうぞ・・・
クリックしてみてくださいね


2009年10月29日木曜日

読書週間

シカゴ時代、「出かけるよ!」と声をかけると、ぬいぐるみと一緒に、本を必ず持って車に乗り込んでいたわが家のこどもたち。家にいてゆっくり読めばいいものを、どこにいても何となく本があると安心していたようです。

小さい時から本が大好きだったわが家の二人は、アメリカで進学した大学では二人ともEnglish Majorでした。「日本人が英語を専攻ですか」という感じでしたが、理科系は母親に似て苦手だった二人にとって、とても自然な選択だったようです。

活字離れが言われるようになって久しいのですが、最近は本好きな中高生が増えてきたという調査結果がありました。学校で読書の時間を設けるといった取り組みが功を奏しているようだ、との報告でした。

何 も考えなくても、映像と音声で情報が届くテレビに比べ、文字を読むことは確かにめんどうです。でもめんどうだからこそ、そこには「おもしろみ」が隠されて います。若い時期に本に親しんだ子ども達の将来が楽しみです。きっと新しい時代にふさわしい人材となっていくはずです。

10月下旬のこの時期は読書週間。小さい時から「読書習慣」をつけることは、そのこどもにとっての貴重な財産作り。最初は日本語で本を読んでいたわが家の二人が英語を通してより大きな世界に飛び出して行ったように。

2009年10月28日水曜日

今年のコスモス #2

植物園の黄花コスモス

コスモスならピンクやローズ色が好き
でもこの色は私の大好きな色
だから黄花コスモスも好きになりました