息子の「お嫁さん」がやりました。ボルチモア州での司法試験に合格しました。
4年以上前にロースクール進学を決めてからは、全てが「勉強」だったようです。マメな息子が家事一般をこなしていました。彼女のお母さんがあるとき電話で、「あんなハズバンドはいないよ。家のことをみんなやってくれて、リポートの文章もチェックしてくれて・・」と言ったことがありました。彼の「母」として、ちょっといい気分でした。男子たるもの、マメでなくては!
大学を卒業したあと、京都にいた息子のところにやってきた「お嫁さん」。初めての日本でした。その後ほぼ4年、京都と東京に暮らしました。二人の将来を考えて、アメリカに戻り、仕事をしていた中で、ロースクール進学を決めたのです。30歳を越してからの決断です。
「家族」を考える時、色々迷いもあったことと思います。でもまず自分のやりたいことを優先させ、それを息子もしっかり支えたのです。
昨日、インターネットで自分の番号の横に「pass」という文字を見つけ、本当にほっとした、とメールにありました。司法試験の重圧からやっと解放されたのですから。
晩ご飯は息子のいつもより「きばった」ごちそうとシャンペンだったそうです。シェフとしての息子の生活は相変わらず続いているようです。
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