11月10日、セサミストリートがスタートして丸40年の記念日。クッキーモンスターやビッグバードが活躍する画面をわが家の子ども達も食い入るように見 ていたものです。ミスターフーパーの店先はごちゃごちゃした町並みで、そこにあったゴミ箱の中からオスカーが飛び出してきていました。
最初の頃の画像がDVDになっていて、「intended for nostalgia purposes only」という文章が記載されているのだそうです。「昔を懐かしむためだけの目的」で作成しました、ということですね。
当時、クッキーモンスターはパイプを吸っていましたし、現在ではありえないほどの「汚い」街なみが再現されていたのです。自転車に乗っている子ども達で、ヘルメットをかぶっている子は一人もいません。現在の感覚では、「教育上よろしくない」内容です。
40年前、市街地の子ども達はまだまだ貧しく、セサミストリートでは、単に算数やアルファベットを画面で教えるだけでなく、その子ども達が「いいおとな」になるための社会性を身につけるために制作されていたとのこと。
色 んな場面を思い出すのですが、今でも私が覚えているのは「cooperation」(協力・協調)ということばを教えるシーンです。一人じゃできないこと も、誰かと一緒だとできるのだよ、そんな内容でした。一人じゃ生きられないんだよ。そんなメッセージをちゃんと伝えていたのだと思います。
画面上では時代遅れになっているかもしれない昔のセサミストリートですが、どんな時にも見る人のこころをほんわかさせる何かが流れている、そう思います。
'Sesame Street's' been swept, but the magic of show remains
Top 10 Sesame Street Moments
PS:今日、職場の病院で受診してきました。そんなに深刻ではないようです。やっぱり日にち薬。出会ったスタッフがそれぞれに、「大丈夫ですか」と「早くでてきて」と声をかけてくれました。心配してくれる仲間が一杯。うれしかったです。
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