朝日新聞一面に掲載される「天声人語」。日本で一番名の通った新聞のコラムではないでしょうか?忙しくバタバタしている朝も、必ずざっと目を通しています。
この天声人語、ずっと細長い形状で、切り抜きを整理するにも、コピーするにも、難しいサイズでした。それが2008年4月から一行の文字数が少し増え (11文字から18文字へ)、コラムの形が、A4紙を三等分したぐらいの大きさになりました。今年の7月からは、小さく日付も入るようになり、切り抜きに は随分便利になりました。
近年、新聞の活字はどんどん大きくなりました。つまり、天声人語の総文字数は減ってきたことになります。限られたスペースでの表現で、▼は句点(。)と改行を同時に表すというルールのもと、620文字前後でまとめられています。原稿用紙の感覚でいうと、一枚半。
今朝の天声人語。森繁久弥氏を偲(しの)んだ文章です。
2009年11月12日(木)
生前のエピソードを交え、ご本人の人となりを見事に浮き上がらせ、そして最後はしっかりと締めくくってあります。
吟味(ぎんみ)されたことばの大切さを、今朝も天声人語を読みながら感じました。
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