先日、新聞のスポーツ欄の片隅におもしろい記事を見つけました。
大相撲の番付に名前が載(の)ってから歴代ワーストの38場所連続負け越し中だった力士がやっと勝ち越しを決めたというのです。一年に6場所ですから、38場所というのは、6年を越える年月です。ずっと負け越しですから、当然、番付は一番下の「序の口」です。
力士の名前は森麗(もりうらら)。場所前に、負け続けた競馬のハルウララ に似た「しこ名」に改名。その効果があったのか、やっと九州場所で初めての勝ち越しを決めたというのです。
なんだか冗談のような記事ですが、本人も親方も「まじめ」に考えた改名だったのでしょうね。6年以上、くじけることなく相撲を取り続けたこと、それだけでもすごいと思います。
横綱の白鵬の全勝優勝で終わった九州場所。同じ相撲の世界にも、色々な生き方があるものですね。
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