母の要介護認定の通知が届きました。今回は要介護4になりました。認定の理由の欄には「心身の状況により、重度の介護を要する状態にあると認められるた め」とあります。ほとんど動けなくなった状態です。
認定年月日は平成22年3月24日ですが、認定の有効期間は2月26日からの半年で す。母がわが家に戻った日から起算されています。
二度目の母の在宅介護を考え出した時、介護保険が失効していることが気になっていまし た。入院していた母は介護保険を使っていませんでしたから、昨年の秋に有効期限が切れていたのです。
在宅介護では介護保険がなくては動き がとれません。以前お世話になったケアマネージャーさんに前もって相談しました。「前にも介護認定が出ていますから、帰宅日に申請をしておけば、その日か ら介護保険が使えますよ」という説明に、ホッとした私でした。もしダメなら、認定が出るまでは自費でも・・・と思っていたのです。
福祉用 具レンタル業者の方に2月26日までに、ベッドなど、生活に必要なものを前もって運んでもらいました。母の帰宅後、現在の症状に応じて、マットレスの変更 やトイレのてすりの引きあげなどをしてもらいました。細かいこちらの要望に素早く対応してくださる、以前から仲良しの業者さんです。
訪問 看護師さんたちも顔なじみ。ご近所のお医者様の往診も二週間に一回のペース。週一回の訪問入浴も順調です。先週から、金曜日のお昼に2時間、ヘルパーさん が来てくださることになって、私の自由時間が増えました。
介護保険制度が始まって10年。色々な不備が指摘されるところです。認定やサー ビス提供に必要な書類の煩雑(はんざつ)さは、福祉関係者にとっても頭痛の種。一時、母の介護プランを自分で作っていた私ですから、その大変さはよくわか ります。
幸い、ケアマネージャーさんを中心としたいい人間関係ができている母の介護は、とてもスムースに回っています。制度はお堅くて も、それを運用していく人のやさしさが支えているのが介護保険だと思います。
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