火曜日の午後、我が家の近くでベビーバギーに小さな子どもをのせて歩いている若いカップル。この二人マスク姿でした。郊外の住宅地、晴れ渡った日に散歩するのに、なんでマスクなの・・・
どうもマスクに関しては、「乗り遅れちゃいけない症候群」のような感じです。みんながしているから、私も・・・
関西では、兵庫・大阪に続いて滋賀県でも新型インフルエンザの患者が出たのですから、さて次は京都も、というところでしょうか。いくら「マスクをしてください」と言っても、もうどこにも売っていないのに・・・
日本の新型インフルエンザの患者数は、急激に増えて、目下イギリスを抜いて「世界第4位」。この数字を見て、日本ではインフルエンザの判定能力がとても高いのでは、と思う私です。几帳面(きちょうめん)にしっかり数を数えているからではないでしょうか?各国が同じ基準で患者の数を算出しているとは思えません。単に患者数の急増に惑わされることもないような気がするのですが・・・
確かにアメリカのカリフォルニア州と同じ大きさぐらいの日本で、これだけ、それも短期間に患者が増えるのは「大変」なことです。でも、弱毒性の今回の新型インフルエンザで、重症化した人は幸いにしていないというのに・・・
朝日新聞夕刊の小さなコラム、「素粒子」の筆者が目下アメリカ滞在中のようで、火曜日の夕刊はこんな文章でした。
マスクの国から、マスクをしない国へ。新型インフル、米国の感染者は推定10万人ともいわれるが、ニューヨークでマスクをした人はまず、見かけない。
なぜしないのかと問えば、「なぜするのか」と返ってくる。文化や風習の差か、行政の指導の有無か。欧米の当局は「感染防止に科学的根拠はない」とも。
自国の常識は他国の非常識。かくして、ひとりマスクをして奇異の目で見られる筆者。
今回の新型インフルエンザ、個人として、自治体として、国として、冷静、かつ、しっかりした対応は不可欠ですが、今後の展開がどうなっていくのかわからない中、関西だけでなく、人混みをさけることができない方々、十分に気をつけてくださいね。でもどうぞ、無用な取り越し苦労はなさいませんように・・・
5月 9日 新型インフルエンザ
5月18日 マスク姿
2 件のコメント:
ご無沙汰しております。
新型インフルエンザは思いがけないスピードで蔓延していますね。今夜、とうとう京都は一人の確認例が出ました...みなさんはどうかお気を付けくださいね。マスクはもう、ご着用くださいね~(嫌がっているでしょうが...)台北からエールを送ります。
(といいながら、台北も、もう同じく危ない状況になるかも… ^^;;)
ps 明日から五日間、南部山奥にある原住民の村に滞在します。帰ってきたら、また報告しますね。
京都のこと、心配してくださってありがとうございます。リアルタイムでニュースをチェックしてくれているのですね。インターネットの威力を感じます。
今回の新型インフルエンザの流行拡大も、人の移動が活発だからこそですよね。何事も、世界規模、地球規模で考える必要があるのですね。
今後京都もインフルエンザの影響があちこちに出て来ることと思います。ご指摘の通り、ちゃんと気をつけようと思います。街をふらつくことなく、岩倉でおとなしくしています・・・
原住民の村での滞在、おもしろそう!新しい発見のあれこれ、報告を楽しみにしています。
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