3・11から丸2年を迎える今、このタイトルの映画が上映されています。http://www.reunion-movie.jp/index.html 釜石市の遺体安置所の10日間を描いた映画です。
2011年3月11日、普通の日の営みがありました。この映画には地震と津波の映像はありません。「日常」が突如「非日常」の混乱になります。
原作は「遺体 震災、津波の果てに」というルポルタージュです。君塚良一監督は、実際に被害を受けた方々、遺族の方々に直接会って、構想をまとめられたそうです。
映画は映画です。あの時をそのまま見せているのではありません。ですが、次々と運び込まれる遺体を前にして、混乱の極みであったであろう現場を想像することができます。
現実はもっともっと悲惨だったとしても、亡くなった方々は決して「死者・行方不明者約2万人」で一括(ひとくく)りにはできない存在なんだとういうことを、私たちに教えてくれます。
改めて、3・11で亡くなった方々、遺族の方々の気持ちを想います。心をはせることだけが、私たちができることなのでは、そう感じています。
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