2012年8月12日日曜日

決勝戦の「ハンド・ボール」

オリンピックの女子サッカー、アメリカは優勝でさぞかし喜んでいるのだろうな、と思っていた私。土曜日、電話で話した娘は、「あのハンド・ボールがあってからは試合を見るのもいやになっちゃった・・・」と意外なコメント。

アメリカの優勝を報道する新聞が一面で取り上げたのが、下記の記事:

 (時事通信)2012/8/10 19:14
 【ベルリン時事】日本が米国に敗れたロンドン五輪の女子サッカー決勝で、ドイツ紙ウェルト(電子版)は10日、同国のビビアナ・シュタインハウス主審が 日本にPKを与えなかったため、「日本は銀を超えるメダルに届かなかった」と報じた。
 前半26分、宮間(岡山湯郷)のFKがペナルティーエリア内の米国選手の手に当たったように見えたが、ハンドにならなかった。同紙は「シュタインハウス、決勝でへま」との見出しで判定を批判した。
 シュタインハウス氏はドイツの男子2部リーグで主審を務めた、ただ一人の女性審判。昨年の女子ワールドカップ(W杯)決勝でも笛を吹いた。  



決勝戦当日、在宅勤務でテレビにかじりついていた娘(仕事はしてなかったんでしょうね・・・)試合開始まで、Facebookで「アメリカが勝つ」「いや、日本だ」と友人達とやりあっていたのだそうです。

優勝が決まったあと、「わ~い、勝った」という書き込みがあるものと思っていたのに、アメリカ人の友人達はみんな無言に・・・試合を見ていた人たちは、上記のプレーと、後半にあったアメリカ選手のラフプレーに、「ばんざい」の優勝ではなかったとか。

ワールドカップでなでしこを応援した「日本人」二人
「ハンド・ボールで優勝おめでとう」と、嫌みなコメントをFacebookに書き込もうかとも思った娘。試合後のインタビューで、日本の佐々木監督の「あれ、と思ったけれど、審判の判断は尊重しなければ」と いうコメントを聞いて、嫌みの祝福はやめにしたのだそうです。

なでしこのすばらしい試合ぶりはアメリカでも評判だとか。「これからも楽しみよ!」と「うちのチーム」の「なでしこ」を応援しているわが娘、ずっとアメリカに住んでいても、やっぱり日本人!


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