幼少期に不衛生な環境で育つと免疫が発達し、アレルギーになりにくくなる。こんな「衛生仮説」があるそうです。
それを実証するような調査結果がフィンランドのチームから発表され、生まれてから1歳になるまで、犬と一緒に育った赤ちゃんは耳やのどの感染症になりにくく、抗生物質の使用も少なくて済むと報告がされているとか。犬が屋外と屋内を行き来する家庭ほど健康に育つ傾向が見られる、というのは、何とも逆説的で楽しいこと。
赤ちゃんを育てる環境は清潔でなければ、と思い込む現代人。食器はもちろん煮沸(しゃふつ)消毒して・・・
そういえば、最初の子育てのほんの最初の時期はそんなこともしていた私。二人目の時は、消毒する、なんていう感覚は全くなし。それで何の問題もなし。
「不衛生」とは言っても、限度はあるはずですが、現代人、特に日本人の清潔志向を少し見直してもいいのでは・・・と思わせてくれる調査結果です。
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