温室効果ガス25%削減を国連総会で発言した鳩山総理大臣。日本の産業界では、ああでもない、こうでもない・・・と25%が無理な数字である理由をあげているようです。
「とんでもない」と思える高い目標がある場合、「そりゃ無理だ」と思うか、「どうにかやってみようか」と思うか、そこが大きな分かれ目なのです。
アメリカで自動車の排気ガス規制の法案マスキー法 - Wikipediaが提出されたのは、1970年。不可能と言われたこの規制をクリアしたのが日本のホンダのCVCCエンジン。この成功でホンダは「世界のホンダ」への道を開いたのです。
排気ガスパイプをそのまま口にくわえても大丈夫なほどの基準だと言われたマスキー法は「あまりにも厳しい法案」として結局は廃案になったそうです。でもその後の技術の進歩によってこの法案の規制内容が1995年にはクリアされたとあります。不可能が可能になったのです。
産業構造が変わる必要があると言われる温室効果ガス25%削減目標。日本の産業界の建て直しができるのでしょうか。それとも「無理だよ・・・」と言いながらできない理由を探すだけなのでしょうか。
日本の産業界にとっての正念場。さて、どっちに行く???
こんなブログもありました。
温室効果ガス25%削減とマスキー法
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