珍しく今日は夕方衛星放送の野球中継を見ていました。楽天、ついに負けましたね。
今年の4月12日一勝の重みにも書きましたが、5年前には決して想像できなかった楽天の今シーズンの活躍となりました。
近 鉄とオリックスが合併して、同時に行われた「分配ドラフト」。オリックスと近鉄の選手は、合併後のオリックスと楽天に振り分けられたのですが、オリックス が25人を優先的に確保して、楽天は「余り物」を集めて生まれたと言われています。他球団を戦力外になった選手も含めてスタートした球団の2005年の最 初の年は38勝97敗1分(勝率.281)の大差の最下位。
それが今シーズンはシリーズ2位にまで躍進したのです。何となく最初から気になっていたチームの活躍に、横目でプロ野球を眺めていた私も今シーズンは「それなりに」楽しみました。
試 合後、日本ハムの勝利インタビューのあと、楽天のチームがスタンドのファンに挨拶をし、何と、野村監督が胴上げされました。負けたチームの監督の胴上げで す。70歳を越した野村監督が今年の楽天の躍進を生みだし、そしてこの試合が野村監督の最後になるのを、スタンドの全ての人が知っていたのです。
勝負の世界は必ず勝ち負けがありますが、それだけでないドラマがあるのですね。勝負そのものよりも、いつもその「ドラマ」が気になる私です。
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