2017年2月6日月曜日

発達障害

夫の行動が普通でない、その原因が発達障害かもしれないと言われた妻。結婚38年、夫の異常行動が自分に問題があると自分を責め続け、うつを繰り返したとあります。意を決して自分自身のカウンセリングを受けたこの妻に伝えられた言葉が「夫の発達障害の疑い」。

今まで夫の言動で悩んでいたことが、全て「腑に落ちた」、そして自分が救われたと。これからは我慢するのではなく、工夫することで夫と付き合っていきたい、と記す妻。自分を大切にして生きていきたいと希望を語ります。そして、同じような境遇の人に対して「決して自分を責めないで」との言葉を送ります。

長い年月、悩み苦しんだ自分の経験を言葉にまとめるのはどれほど大変だったことでしょう。精神疾患として個人に病名の「レッテル」を貼り付ける、診断することの是非をいつも考えてしまう私ですが、この方のようなケースを読むと、病名がはっきりするからこそ、新しい人間関係を作っていこうと思うきっかけが与えられることがあるのを知りました。 

いつも何気なく読んでいる投稿の欄ですが、これを読んだ日はしばらく静かに呼吸を整えていた私です。


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