今回の熊本大地震報道に関して、あれこれ話題になっています。大災害の時には「絵になる」被害状況を求めるマスコミ。その動きに対する被災者の怒りが爆発した場面が放映されたり。
ダイヤモンド オンライン版に「マスコミが被災地で繰り返し暴走するのはなぜか」という記事がありました。長めの文章ですが、過去の大災害時のマスコミの取材姿勢がよくわかります。
マスコミが取材しようとしているものは、私たちが見たいと思っている内容、もしくは「見たいはず」とマスコミが思っている内容のはずです。現場の惨状をオンタイムで見ることを要求してきたのも私たちなのです。
その現場で一番必要なことを考えれば、そこまでマスコミに報道を要求すべきでないのは明らかです。見たい人がいるから・・とマスコミが突っ走ることのないように、みんながもっとおとなにならないと。
こちらは朝日新聞に掲載されたジャーナリスト津田大介さんの「あすを探る メディア」。今回の熊本大地震で見られた既成のメディアとSNSの連係を記しています。(津田大介さんはインターネット関係に強い金髪の方)。震災報道の新しい可能性が提示されています。
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