この歌ができたのは阪神大震災後2週間たったころ
作者は自宅が全壊した小学校の音楽の先生
臼井真(うすいまこと)さん
避難所となった勤務先の小学校
被災者の臼井さんを気遣ってくれる先生たち
「電話番をしていてください」のことば
自分の無力さに愕然としたという
ある時、詩が湧き出てきて10分で作曲した曲
「しあわせ運べるように」
震災一ヶ月後
再開した小学校の三年生が初めて歌った歌
避難生活を送る被災者も先生もこどもたちも
ただただ涙・涙・涙・・・
自分が無力ではなかった、音楽が人の心に届いた
臼井さんにとって、驚きの経験
その後、神戸中の小学校で歌われる歌になり
信越大地震、東日本大震災の被災地で
10カ国語に歌詞が翻訳されて
各国の自然災害の被災地で
歌われている歌
「歌の神さまがいつも一緒にいる歌」と臼井さん
1月16日の早朝4時のNHKラジオ深夜便
「明日へのことば」で全てのお話を聞きました
睡眠のリズムは狂ってしまったけれど
「あの日」からの時間の流れを改めて思いました
阪神大震災後21年
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