京都大学医学部に在学した中国人の留学生。患者さんの問診で一番戸惑ったのがオノマトペだと言っていました。「頭がズキンズキンします」「キリキリと痛むのです」など、患者さんの訴えがなかなか理解できなかったとのこと。日常会話は自由にできるようになっているのに「わかりませ〜ん、むつかしいです!」と嘆いていました。
暮らしの中のオノマトペという記事。日本人が自然に表現する擬態語、擬音語の豊かさを改めて感じます。日本語の環境では自然に耳にするオノマトペの数々。もしそれを違うことばで表現しようとしたら、とても複雑なことになりそうです。
キリキリ痛むなら「何かが刺さっているように痛いのです」と言えるでしょうか。試しに「キリキリ痛む」の英訳を検索したら、piercing pain。ほぼ同じ感覚。ズキンズキンはthrob with painでした。
日々の生活の中で自然に身につけるのが母国語。オノマトペを始めとして、説明はつかないけれど「そう言うのよね」という表現の多いこと。外国語として学ぶには、どこまでいっても果てのないこと。私にとっての英語も・・
0 件のコメント:
コメントを投稿