阪神大震災の死者数は6434人。遺体が確認できないまま、行方不明者となっている人の数は3人。
一人暮らしだった母親の暮らしていた木造アパートが全壊、そして火災で消失。焼け跡の徹底的な捜索でも母親の遺骨らしいものは何もでてこなかった。見つけたものは、焦げた腕時計、小銭、茶碗と、自転車だけ。
21年の月日がたってもまだ区切りがつかないという娘さん。母親の死を確かめることができなかった戸惑いがまだ続く日々。
東日本大震災の行方不明者の家族の方々も、悲しみだけでなく、割り切れない想いを持ち続ける日々なのでは。
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