7月上旬、ほぼ押し掛けに近い状態で車いすフェンシング協会に取材を申し込んできたあるメディアの女性記者。
ロンドンパラリンピックを取材したあと、障がい者スポーツをより多くの方々に知らせたい、と思ったのだそうです。車いすフェンシングをHPで見つけて、わざわざ遠くから京都まで取材に。
2020東京パラリンピックに向けての課題は?今、解決すべき点は?
監督、事務局長の私、それぞれに同じような質問を投げかけてきました。
色々な課題はあるものの、私たちの答えは、競技団体を含めて関係者の努力で必ずうまくいきますよ、という立場。漠然としていますが「大丈夫ですよ」という気持ちが強いのです。
彼女の取材企画(予定?)には合わない答えを聞いて、何度か、少しずつ言い方を変えて質問を続けます。でも、答えは、ほぼ同じ、変わりようがありません。
メディアの取材を受けることが増えた昨今。質問する人の頭の中にある「答え」に近いものを返答しないと、質問者は納得してくれないようです。誘導尋問とは言いませんが、あらかじめ「答えありき」ではな・・・と思うこともしばしば。
こちらの想いを正確に伝えることって、何と難しいのかしら!
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