ラジオのスイッチを入れたら、タイミング良く高校野球開会式の選手宣誓となりました。
高校野球100年の記念大会の選手宣誓は、京都の鳥羽高校梅谷成悟主将。第一回大会で優勝した京都二中の流れを汲む学校です。
100年の歴史の中で、日本は多くの激動と困難を乗り越えたこと、支えてくれた方々への感謝を述べ、「次の100年を担う者として8月6日の意味を胸に深く刻み、甲子園で躍動することを誓います」と多くの想いを見事に込めた宣誓でした。以前のように大声で怒鳴ることもなく、はきりした落ち着いた声はすてきでした。
昭和21年に再開された高校野球(まだ中等学校野球大会)で準優勝した京都二中のOBの声がラジオから流れました。「100年の記念の年に鳥羽高校が甲子園出場してくれたのは何かの縁(えにし)を感じます」。その後、宣誓した梅谷君がインタビューを受けて、「今年鳥羽高校の主将として宣誓したのは、運命を感じます」と。
偶然というより、とてもすてきな天の配剤に感じる、京都在住の私です。5月にお父さんを亡くしたという梅谷君、立派でしたよ!
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