これは花街の置屋の女主人のことば。結髪(けっぱつ)の芸者さんたちにとって、耳の後ろの清潔さの大切さを意味し、「しろうとさんとは違う」という自負も込められたものなのかもしれません。
祖母が芸者さんのことを思って、私に耳の後ろを洗うように、と言ったわけはありませんが、「髪を結う」ことが当然であった祖母にとっては、身だしなみの一つだったはず。
耳の後ろはいつも隠れている髪型の私でも、やっぱりそこはしっかり洗っておきたいと思います。そこは加齢臭が発生しやすい場所でもあるようですよ。(急に色っぽくなくなりますね・・・)
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