車いすフェンシングの選手たちの多くは自分で運転して練習会場にやってきます。ベテランフェンサーは高知県から練習に通ってきて、三回のパラリンピックに出場しました。下半身に障がいを持つ彼ら、彼女たちは、手でアクセルとブレーキを操作できる装置を使っています。
私の身の回りで当たり前になっていること、それが他の国では当たり前でない、そんな報道を知りました。NHK国際報道
長年軍事政権が続いたミャンマーでは、体に障がいを持つ人の自立はまだほとんど実現していないのだそうです。日本に研修に来た車いすのネイリンソーさんは、障がい者が運転していることに驚き、自分も運転したいと強く思ったそうです。
ただ、車を「改造」するのはなかなか大変なこと。費用もかかります。ですが、簡単に自動車に取り付けられる格安の運転補助装置を開発した東京の「今野製作所」の今野浩好(こんのひろよし)さんが、この装置をネイリンソーさんに提供したというのです。
日本の技術が開発途上国の障がい者の自立をサポートする。すてきなネットワークの広がりを知りました。
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