今回のソチオリンピック、カーリング選手などに「ママさん選手」が参加したことが報道されています。結婚して子育てをしながら競技スポーツを続けること、特にトップ選手としてのレベルを保つことの難しさを思う時、オリンピックの場に登場した彼女たちのすばらしさを改めて感じるのです。
先日、埼玉県の東松山市まで出かけたのは、ママさん車いすフェンサーに会うためでした。
フランス人女性Pauline Chambraud(ポリーン・シャンブラード)さん。交通事故で脊髄損傷(せきずいそんしょう)となった女性です。ご主人の仕事で日本に一年前にやってきました。2歳10ヶ月と1歳4ヶ月の二人のお子さんを持つお母さん。
車いすフェンシング協会のホームページを見て、関東で練習場所がないだろうか、というメールが届いたのがきっかけでした。メールのやりとりを数回して、18日のパラリンピック競技団体会議で東京に行く折に会う約束をしました。
当初、会う予定の19日の関東地方の天気予報は雪。どこで会うのか、相当迷ったあと、結局、私たちが彼女の家まで行くことにしたのです。21日のブログの雪に埋まっている車はポリーンさんのご主人のものです。
19日の午後から夜にかけて、じっくりおしゃべりをして、これからのことを色々話しました。2020年のパラリンピックに向けての活動にぜひ協力したい、そう話してくれたポリーンさんです。競技人口の少ない車いすフェンシングにとって、特に拠点がまだない関東地方の活動に、救世主が現れた、そんな気持ちになっています。
彼女のビデオです。車いすフェンシングの練習風景です。フランス語ですが・・・
http://vimeo.com/42826600
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