2014年2月28日金曜日

ちょっと不気味

花の少ない冬の植物園
温室の中でちょっと不気味な花を発見

この色と形、ちゃんと目的があるのでしょうね

でも名前はとても覚えられませんね、これは

高知県の牧野植物園でも開花したという新聞記事を偶然目にしました
2001年にグアテマラの植物園から来た一株が最初に開いたのは2012年
開花期間も一週間だけだとか

京都植物園で目にしたこの「スパイダーマン」
偶然その一週間に遭遇したようです
「不気味」なんて言って悪かったかな・・・

2014年2月27日木曜日

ママさん選手 #2

フランス人車いすフェンシング選手のポリーンさん、アテネパラリンピック後に競技を始め、ワールドカップや世界選手権に出場を続け、メダルも獲得する選手になりました。パラリンピック出場はまだありませんが、結婚して家族を考えた時、「今だ」と思って、妊娠出産、子育てをスタートさせたということです。

障害者スポーツでは、世界どの国でも女性選手の数はとても限られています。車いすフェンシングでも、世界レベルの大会に出場してパラリンピックまでたどり着けた日本選手は一人だけです。競技スポーツを、女性が結婚して続けることの難しさ、ママさんになってはより厳しくなりますが、ましてや本人が障害者であれば、なおさら多くの困難が出てくるはずです。

ですが、ポリーンさんのお家で子どもたちとのやりとりをみて、母親としてのたくましさ、明るさに大感激した私たちでした。

普通の日本家屋での生活です。車いすで使うために、トイレのドアは外してカーテンにしてありました。お昼寝から起きだした二人のお子さんのおしめを替え、ミルクやスナックを用意しながら、私たちとのおしゃべり。飾り気のない、明るい生活ぶりがうかがえました。

子どもたちをかわいくて仕方ないという目で見守っていた彼女、敬虔なカソリックで毎週教会に通っているそうです。「もう一人ほしいの」という彼女のことばを聞いて、そのおおらかさに圧倒されました。

日本が大好きだというご主人、ポリーンさんが障害を負ったあとに出会って結婚。地域の多くの方々にサポートされながら、日本の生活を自分らしく楽しんでいるポリーンさん。障害者スポーツに長年関わってきた私たちにとっても、彼女の生活をかいま見られたことは、すばらしい経験となりました。




2014年2月26日水曜日

二ヶ月

けいちゃん、二ヶ月
ぷーさんに内緒ごと、ヒソヒソ・・・


家族のみんなに一斉配信されたこの写真
おじちゃんの一人からのメッセージ
「生まれて二ヶ月で髪がピシッと決まるなんて!」

確かにね、アメリカの赤ちゃんでは珍しい
生まれた時から髪の毛があるのは当たり前、と思っているバーバですが

2014年2月25日火曜日

雪山と湖と

雪の景色はどれだけ眺めてもあきない私
寒がりなのに

真っ白な伊吹山

福井県の山々、かな

ミシガンがゆっくり北上していました

2014年2月24日月曜日

ママさん選手 #1

今回のソチオリンピック、カーリング選手などに「ママさん選手」が参加したことが報道されています。結婚して子育てをしながら競技スポーツを続けること、特にトップ選手としてのレベルを保つことの難しさを思う時、オリンピックの場に登場した彼女たちのすばらしさを改めて感じるのです。

先日、埼玉県の東松山市まで出かけたのは、ママさん車いすフェンサーに会うためでした。

フランス人女性Pauline Chambraud(ポリーン・シャンブラード)さん。交通事故で脊髄損傷(せきずいそんしょう)となった女性です。ご主人の仕事で日本に一年前にやってきました。2歳10ヶ月と1歳4ヶ月の二人のお子さんを持つお母さん。

車いすフェンシング協会のホームページを見て、関東で練習場所がないだろうか、というメールが届いたのがきっかけでした。メールのやりとりを数回して、18日のパラリンピック競技団体会議で東京に行く折に会う約束をしました。

当初、会う予定の19日の関東地方の天気予報は雪。どこで会うのか、相当迷ったあと、結局、私たちが彼女の家まで行くことにしたのです。21日のブログの雪に埋まっている車はポリーンさんのご主人のものです。

19日の午後から夜にかけて、じっくりおしゃべりをして、これからのことを色々話しました。2020年のパラリンピックに向けての活動にぜひ協力したい、そう話してくれたポリーンさんです。競技人口の少ない車いすフェンシングにとって、特に拠点がまだない関東地方の活動に、救世主が現れた、そんな気持ちになっています。

彼女のビデオです。車いすフェンシングの練習風景です。フランス語ですが・・・
http://vimeo.com/42826600

2014年2月23日日曜日

クネ・クネ


植物園の温室で見つけたクネ・クネ


外でも枯れ枝がクネ・クネ

2014年2月22日土曜日

コーチ

ソチオリンピック女子フィギュア、浅田真央さんがフリーの演技を終えた時、コーチの佐藤信夫さんの姿がしばらくテレビの画面に写っていました。外国のコーチのようには感情を表さない、その静かな表情に、何かとても深いものを感じた私です。

コーチとは、どんなスポーツであっても、選手のベストの状態を引き出すことを心がけ、技術面、精神面でしっかり支える存在です。コーチと選手との間には、えもいわれぬ強いつながりがあるはずです。

私自身、競技スポーツをしたこともなく、ましてやコーチの立場になったこともありませんが、車いすフェンシングの活動を通して、一人の選手を強くするためのコーチの努力、奮闘を目の当たりにしてきました。文字通り、体力と気力を振り絞ってコーチは選手に対して「強くなれ」と指導しました。技術や戦略を伝え、いかなる場合でも対応できるように鍛えました。

ですが、いったん試合が始まると、コーチはただ見守るだけでした。(試合中、横から大声で指示して、レフェリーにしかられていたことはありましたが・・・)

ショートプログラムで全く予想もしなかった成績に終わった浅田真央さんを、フリーの演技に送り出す時の佐藤コーチのこころの中は、どんなものだったでしょうか。それはきっと祈りに近い感情だったのでは、そんな風に想像する私です。

メダルには届かなかったものの、今回の浅田真央さんの自己最高得点のすばらしい演技は、佐藤コーチにとっても、コーチ冥利(みょうり)につきる結果だったと思います。


2014年2月21日金曜日

五日目の雪

2月19日撮影
場所は埼玉県比企郡吉見町
先週金曜日の大雪から五日目



パラリンピックの準備会議で東京へ
翌日、ある人を訪ねて、埼玉県へ
池袋から初めて乗った東武東上線
一時間弱で東松山到着
道ばたには雪が一杯残っていました

知らない街に初めての人を訪問
詳細は後日

2014年2月20日木曜日

菜の花と雪山と


琵琶湖大橋の東岸、なぎさ公園
雪の山々をバックに早咲きの菜の花が咲いています

はっきりしないお天気が続く中の「今日しかない」という日
朝からがんばって出かけました(午後は逆光になります)

次々にカメラマン登場
赤いヤッケを来ていた私は、みなさんの撮影の邪魔にならないように
物陰に身をひそめながら撮影してきました




2014年2月19日水曜日

薬物依存

薬物依存と聞くと、覚せい剤やシンナーを連想しますが、「処方薬依存症」ということばを初めて目にしました。睡眠薬や抗不安薬、精神安定剤などとして処方される薬に依存症が生じることなのだそうです。

「不眠や不安を軽くするため」や「落ち込んだ気分を改善するため」に処方される薬が、最初は効果があっても、だんだん効き目がなくなり、そのうちに量や種類が増えていくというのです。

お医者さんが処方している以上、そんなことはあり得ないと思うのですが、2010年にはシンナー依存症を抜いて、2位になってしまったというデータは衝撃的です。患者が訴えれば、医師は際限なく処方しているということなのでしょうか。

薬の服用を続けていても、ちょっとしたことでいら立ち、自制心や忍耐力がなくなった元依存症だった女性は、猛烈な禁断症状を耐え抜いて薬をやめたあとに、自分の症状が依存症だったことに気がついたとありました。

何か症状が出ると、薬を飲まないと安心できない。薬を飲んでいるから大丈夫。そんな風に考えるのが現代人。簡単に薬が手に入る、処方してもらえるからこそ、自分の体は自分で責任を持つ、それが大切なのだと改めて思いました。

2014年2月18日火曜日

煮豆

大豆を一晩水につけて
火にかけて沸騰したら、あくをしっかり取って
それからリビングの石油ストーブの上にのせてコトコト
柔らかくなったら、またガスの上で味付け

久しぶりに作った煮豆はちょっと固めだったけれど、
薄味でおいしく仕上がりました

おすそ分けするつもりだったけれど、
ムシャムシャ食べていたら、残りがチョッピリに

ストーブクッキングがまだしばらくできそうな、この寒さ
大豆もたくさん残っているから、また作ろうっと
今度はもう少し大きなお鍋で
次は五目豆がいいかな

モシャモシャChuck
2年前の写真ですが、今とほとんど変化なし
ストーブの前が大好きなのも変わらず

2014年2月17日月曜日

今年の小さな雪

日本各地、大雪のニュース
でも今年の岩倉はほとんど雪が積もりません
我が家の庭の「小さな雪」たちです


クモの巣にひっかかったゆきがゆ〜らゆら




水仙の葉っぱの上にも

水仙のつぼみの上にも

2014年2月16日日曜日

渡辺和子さん

ノートルダム清心学園理事長、シスターの渡辺和子さんの著書は今までいくつも読んできました。わかりやすいことばで、大切なことを伝える文章に心から納得していたものです。

土曜日午後1時、NHKのEテレ、こころの時代で偶然お話を聞くことができました。2年前に放映された映像の中の渡辺さんは85歳。穏やかな話し振りに静かに感激した一時間でした。

1936年(昭和11年)2月26日、「二二六事件」でお父さまが目の前で射殺された時の渡辺さんは7歳。陸軍中将のお父さまは、遅くにできた渡辺さんをたいそうかわいがっていらっしゃったとか。軍人の家族として小さいなりに覚悟があった渡辺さんは「私がこの世に生を受けたのは、父の最後をしっかり見届けるためだった」と話されました。

キリスト教の洗礼を受け、29歳で修道院に入り、アメリカ留学後36歳でノートルダム清心学園の学長に。ご自身の歩みの中で、戸惑ったこと、つまづいたこと、つらかったことなどを淡々とお話になる渡辺さんの穏やかな表情がとても印象的でした。

番組のタイトルは「ふがいない自分を生きる」。常に謙虚に、自分から微笑みを相手に届ける努力を続けられた渡辺さんの「ふがいなさ」とは、どんな時にも神さまとの対話の中で感じられていらしたものなのだと思います。

Twitterということばは完璧な発音でした。マザーテレサの来日の折に通訳をなさった英語力は健在のようです。「今」の世の中のことも的確に把握して、一人一人に静かに寄り添っていらっしゃる渡辺さんに、これから進むべき道を示していただいたような気がした一時間でした。

2014年2月15日土曜日

金メダル

眠れないほどの緊張
疲労のピークとなった身体
その中でも最高の演技を目指す選手たち

ソチオリンピック男子フィギュアスケート
期待を背負った中での金メダル
四回転で転倒したのに金メダル
自分がびっくりと話す羽生結弦(はにゅうゆずる)選手

出身地仙台、そして東北の方々へ
震災丸3年を前にしたでっかいプレゼント

おめでとうございます
そして、本当におつかれさまでした


写真は2004年アテネパラリンピック
車いすフェンシング男子フルーレ優勝
香港のFung Ying Ki選手の金メダル


2014年2月14日金曜日

初めてのバレンタイン

朝日新聞の投稿コラム「ひととき」にすてきな文章がありました。

去年のバレンタイン、5歳の息子さんが同じ年の女の子からクッキーと「だいすき」と書かれた手紙をもらったのだそうです。

ドキドキしながら女の子の来訪を待ち、お母さんにつつかれて「ありがとう」と言ったこの男の子。それからお手本の「ありがとう」を見ながらお礼の手紙を書いて、クッキーを焼いてホワイトデーに女の子に渡したとか。

「初めてのバレンタインのおかげで息子はひらがなを書けるようになり、お菓子作りも大好きになった。今年はもらえるかな」と投稿したお母さんは結んでいます。

今年もこんなかわいい「初めてのバレンタイン」が小さな男の子たちにやってきますように。

2014年2月13日木曜日

シャッターチャンス


午後の植物園の温室
汗ばむほど暖かい室内
ランの花に後ろからサーッと光が当たりました
思いがけないシャッターチャンスがやってきました

光のない時の写真です


2014年2月12日水曜日

すきなこと

「いきま・・す!」声をかけて練習用のジャンプ台を飛んでいた8歳の高梨沙羅さん。お兄さんが飛ぶのを見て「やりたい」と言い出した彼女。飛ぶことが好きだった小さな女の子。

17歳の沙羅さんは、スキー女子ジャンプがソチオリンピックの正式種目になったのは、今まで、条件の悪い中で続けてくれた方たちのおかげだ、と発言していました。先達(せんだち)の努力がなければ、自分にとってのオリンピックの晴れ舞台はない、そう考えていたのは自然なこと。「みなさんのためにも・・・」とも言っていました。

ワールドカップで勝ち続ける沙羅さんに、日本人、みんなが期待をかけました。彼女にとってどれだけのプレッシャーであったか、想像を絶します。

スキーのジャンプ台を雪のない季節に実際に目にすると、そのあまりの高さに息を飲みます。あの高さからほぼ垂直に感じる斜度で滑り降りて空に舞います。

「空を飛びたい」という人間の気持ちをあれほど素直に表した競技はないと思います。

「飛びたい!」という気持ちでこれからも沙羅さん、飛んでくださいね。空を飛ぶ「大好きなこと」を続けてくださいね

2014年2月11日火曜日

採点競技

夜中にちょっと眠りからさめた時、手元のラジオのスイッチを入れると、NHKのラジオ深夜便が流れてきます。放送の内容で、大体の時間がわかると、目をあけることなくスイッチを切って、そのまま眠ってしまう私。でもここ数日来、それができなくなりました。深夜はソチオリンピックの生中継、真っ最中。

スキー、モーグルの上村愛子さん、5回目のオリンピックでも「悲願の」メダルに手が届かなかったという報道。決勝3回目、滑りのタイムは一番だったけれど、ターンとエアの採点部分で点が伸びず四位に。一番滑走者は得点が出にくい。三位のカーニー選手はワールドカップで3年連続総合優勝者。いろいろな条件が組み合わさりながら、審判の採点によって順位が決まる競技はフィギュアスケートも同様。ルールや採点基準の変更が、選手にとって、有利にも不利にも働くのも採点競技の特徴。

「自分らしい滑りがちゃんとできた。後悔はない。それがみなさんにも伝わったとしたらすごくうれしい」

全てをやり尽くした上村さんのコメントがすてきでした。


2014年2月10日月曜日

アマリリス

誕生日に届いた白いアマリリス
つぼみもしっかり開いてきました


冬の誕生日はお花の持ちがよくって嬉しいです
まだまだ寒い日は続きますが・・・

2014年2月9日日曜日

ワシントン大聖堂


ワシントン大聖堂 建築には83年を費やして1990年に完成
2011年の地震で尖塔の上に被害が生じて修理中
アメリカで第二の大きさの大聖堂
とにかく「大きい」

 広い聖堂内の一画に見つけた子ども用の礼拝スペース

懐かしい足踏みオルガン
祭壇の前のニーラー(ひざまづく場所)もこんなデザイン

風の強い寒い日の午後でした
巨大な聖堂の中で娘とゆっくり過ごしました
ちょうどオルガニストが練習をスタート
おごそかな音色が聖堂内に響き渡りました

2014年2月8日土曜日

月に向かって!


昼間の月が空に浮かんでいました

月に向かって飛行機が飛んでいきました

2014年2月7日金曜日

席替え

先日のフェスティバルホールでのコンサート。アンコールの一曲目はこのツアーの他のプログラムに入っているモーツアルトのピアノ協奏曲「戴冠式」の第二楽章でした。辻井さんが曲名を紹介しているとき、バイオリンのメンバーが立ち上がって席替えをしました。

ニューヨークを拠点とするオルフェウス室内管弦楽団の今回の来日メンバーは34名。このオーケストラは指揮者なしの演奏が有名だそうです。ホームページをのぞいてみると、多くの映像から、このオーケストラのユニークさがかいま見られました。
http://www.orpheusnyc.com/

「まるで大きな騒がしい家族のようなグループ」と表現されていたように、練習は色んな人がワイワイと自分の意見を言っ合っています。単に指揮者の指示で演奏するのではないので、他のパートも十分に理解する、つまりよりお互いの音を聞き合いながらの演奏となります。

最初は小さなアンサンブルで練習してそこから演奏人数を増やしていきます。バイオリンのコンサートマスターや、それぞれの楽器でも曲によってコアメンバーが変わりす。

騒がしさの中から、自分たちの納得できる音を作って表現していく、それがこのオーケストラの特徴だと、映像の中で語られていました。

この「オルフェウス方式」は、若い音楽家の練習にも取り入れられ、自分で考えて演奏することの大切さを学びます。そして、単に音楽だけでなく、ビジネスや教育の分野でも同様な方法を取り入れる人たちが増えているのだそうです。よりよいリーダーシップや組織作りのモデルとなっているということです。

どんな場合にも臨機応変、敏捷性に富んだ演奏ができるオーケストラ。席替えをしながら、団員一人一人が同じレベルで演奏を楽しむ。第一部のオーケストラ演奏後のブラボーはその楽しさが私たちに伝わったからなのでしょう。

2014年2月6日木曜日

ペットサロン

犬との生活がごく普通なのがアメリカ
それは大都会でも同じこと

娘のアパートに設置されたペットサロン

通りに面した犬専用のドアから出入りします
スナックやビニール袋の備品

散歩で汚れたら(雪も降りますものね)ここで洗って

この青い犬もどき、何のため???

住人の情報交換用のボード

いつもきれいに管理されているこのサロン
理想的な、犬と同居のアーバンライフ

大の犬好きの娘です
今は犬のいない生活中
次の犬が欲しい、でも自由に動き回れる生活も悪くない
しばらくは犬なし生活のようです
ペットサロンのあるマンションに住んでいても……