2012年1月31日火曜日

125歳の大往生

  
125歳の大往生、人間ではありません。わんちゃんです。犬年齢の26歳でなくなった「ぷースケくん」。ギネスブックに認定されていた世界最長寿犬でした。元気で朝夕の散歩もしていたのですが、昨年12月5日から体調が急変。6日、飼い主が買い物から帰るのを待っていたかのように、静かに旅立ったとのこと。

見事な「大往生」ですね。普通の犬の2.5倍は生き抜いたぷースケくん。健康であれば、静かに枯れるごとくに旅立てるのは、人間も動物も同じ。

わが家の先代プードルクッキーもそうでした。(ぷースケくんの半分の年齢でした)。そしてほぼ一年前、母もそうでした。(また犬と一緒にしていますが・・・)。

加齢による体調不良を「病気」ととらえずに、それが自然なんだ。そう思っていけるようになりたいものです。不調とも上手におつきあいして、あるがまま。でも125歳は無理・・・

2012年1月30日月曜日

展望列車「きらら」



先日、久しぶりに叡山(えいざん)電車で出町まで
行きも帰りも偶然、展望列車「きらら」に乗車




座席は一両に29席のみ
そのうち8席は外向き
天井付近まで見晴らしのきく「展望列車」



珍しく空いていた外向きの席に座って景色をぱちり
秋のもみじの季節は大混雑となる「きらら」です

2012年1月29日日曜日

スターバックス

1999年の秋のこと。友人とマンハッタンに行きました。観光だけが目的の気楽な旅。

ある朝、初めて見たスターバックスの店に入り、何を注文していいのか、随分悩みました。「ラテ」の文字があったので、私は「カフェラテ」を注文。「何でもいいから注文して」と言った友人には、「エスプレッソ」らしきものにしました。

手渡されたのは、結構大きな紙コップ。コーヒーは底の方に少し・・・「これだけ?」と不服そうな友人の顔。「何が来るのか知らないもんね」と私は逃げ腰。結局、ポットにあったお湯を足して飲んでいました。

それ以降、海外に行くと、いつもスターバックスを見つけて、「エスプレッソ以外」と注文していた友人です。世界中に店舗を広げ、日本にもドンドンお店が増えたスターバックス。シアトルの小さなカフェからのスタートです。

スターバックスの会長、ハワード・シュルツ氏の記事に、「社員に配慮した経営哲学」ということばを見つけました。拡大路線が裏目に出て、一時は大きく業績が悪化。ですが、社員の健康保険への支出は続けていったのだそうです。色んな企業努力が続けられ、奇跡的なV字回復を達成した、その物語がアメリカでベストセラーになっていました。

経済情勢が悪くなるとアメリカの多くの会社では社員に対する福利厚生費用がドンドン削られていきます。ですが、仕事が継続できるのなら、まだしも、解雇されれば、国民皆保険制度でないアメリカでは、即無保険になることも多いのです。病気が重くなっても医療機関に行けない人がたくさんいる社会なのです。

リストラが企業を守る手段として当たり前と考えられているアメリカ社会でも、一方では社員を大切にする会社が業績を伸ばしているのも事実です。息子が働いているSouthwest Airlinesもしかり。

アメリカの後追いをしている日本で、使い捨てにされる労働者の増加が社会問題となってきたのは随分以前からのこと。そして、去年の東日本大震災。

社員を大事に、人を大事に。そんな雰囲気に満ちた社会への舵(かじ)取りを政治家も実業家も真剣に考えてほしいものです。

2012年1月28日土曜日

“ルンバ”登場

掃除ロボット“ルンバ”がわが家にやってきてくれました。
Chuckにとっては「不審のもの」
近づいてみようとするのですが・・・



やっぱりこわくて逃げていきます



少しの段差は大丈夫
こんなところを通っていきます


「ほこりなんぞじゃ、死にゃあしないよ」と
お江戸弁で話していた祖母(母の母)に育てられた私
掃除は大の苦手なんです
“ルンバ”くん、がんばって!

2012年1月27日金曜日

冬の大原

ガイド資格を持つ友人が東京から来京中。一週間かけて京都の神社仏閣、特に庭園を巡っています。仕事の下調べ旅行の一日、大原の散策に同行しました。寂光院(じゃっこういん)、三千院、そして三千院の周りにある実光院(じっこういん)、宝泉院(ほうせんいん)、勝林院(しょうりんいん)を訪問。一つ一つ、ゆっくり時間をかけてまわりました。静かな大原。とっても寒い26日の大原でした。



三千院の往生極楽院(おうじょうごくらくいん)
雪が舞っていました



4時過ぎの三千院参道
人がいない、私たち二人だけ!!!



帰りに立ち寄った上賀茂神社
夕暮れ時の静かな趣

2012年1月26日木曜日

ニュースタイル

今回のカット ちょっと顔の毛が長いまま
トリマーさんが、これでいいって、かわいいって
お母さんは、「また、かものはしになった」って笑うの
ぼくは平気、だって「かものはし」なんてしらないもん
だれかが気に入ってくれればそれでいいの
Chuck

2012年1月25日水曜日

てんでんこ その後

東日本大震災の日、宮城県釜石市内に住む小学生達は、「てんでんこ」の教えを守って一人一人が避難し、津波に巻き込まれることがありませんでした。

「大きな揺れがきたら、必ず逃げろ」「一人で逃げろ、自分の命は自分で守れ」「家族のことを考えるより、一人で生き抜け」「自然の力は大きい、人間が決めたハザードマップを信じるな」

それまでに子どもたちが学んだことは、自分のことだけを考えろという「利己的」な響きがあります。

ですが、先日、子どもたちに防災教育をしてきた群馬大学の片田教授の解説で、改めて「てんでんこ」のすばらしさを知りました。

「子どもは一人で逃げているから大丈夫、と親が信じられれば、親も自分自身のことだけを考えて逃げることができる。てんでんこは、家族の信頼関係がしっかりあればこそ、その効果がうまれるのです」

大きな自然の力を前にして、どう行動するのか。前もっての準備と心構えがどれだけ必要なのか。「てんでんこ」からは色々なことを教えてもらいます。



2011年4月23日 けやき便り: 「てんでんこ」報告

2012年1月24日火曜日

太陽

小さい時、太陽を描くときはいつもこんな感じだったような
何だか懐かしい太陽に遭遇

2012年1月23日月曜日

「い」と「く」

飽食の時代と言われ、日本は世界中の「おいしいもの」が食べられる国である、一番贅沢な国だと言われています。日本食・洋食・中華・エスニック・・・ありとあらゆる料理が食べられます。確かに、一旦外国に出ると、日本の食生活がいかにバラエティーに富んだ豊かなものかを強く感じます。

ですが、東日本大震災後の日本が、今までの通りであるわけにはいかない。全ての面で変化していくはず、と思うのは私だけではないはずです。

ひろさちや氏による「ブッダの教えがよくわかる」という本の中に、彼岸(ひがん)と此岸(しがん)ということばが出てきました。彼岸は「あちら」、此岸は「こちら」です。

此岸、つまりこの世に住む私たちは常に「おいしいものを食べたい」という要求があります。この世の価値観、此岸の価値観では、自分の好きなもの、「おいしいものを食べたい」となるのです。

一方、彼岸の価値観によると「おいしくものを食べたい」となるのだそうです。

「おいしい」と「おいしく」、たった一つのことば、「い」と「く」が違うだけですが、この二つの表現は大きく意味が違っています。自分は、「おいしい」か「おいしく」、どちらなのか、じっくり考えてみることにします。

2012年1月22日日曜日

奈良ホテル

2009年に創業100周年を迎えた奈良ホテル
建物の外観も内部も、全てがアンティーク




窓枠も趣(おもむき)あり



向こうからすてきな人がやってくる・・・かな



木造建築の柔らかさ



現役の暖房用ラジエーター
寒い日にほっとする暖かさ

2012年1月21日土曜日

「楽しい終末」

「今日は本を読む!」と覚悟をした日。やっと池澤夏樹著「楽しい終末」を読み終えました。

図書館で借りたこの本、この著者の作品の中から、何となく選んだものでした。370ページもある本は、夜、寝る前に読みましょう・・・では、とても貸出期限内には読み終えることはできませんでした。

1990年から1993年にかけて書かれた文章がまとまっています。時代が「終末」に向かっているのでは、という考察を、広い分野で深く進めていくのです。「難しい内容」ですが、読み続けられたのは、作者の文章力によるものでしょう。

「核と暮らす日々」のタイトルの章がまず冒頭に出てきます。核開発、核兵器、核実験、そして原子力発電。物理学的内容から歴史的事実まで、内容は詳細です。東海村の原子力発電所構内で目撃した宅配便の車に、「もしテロリストが乗っていたら」と考える著者。「安全」と言われることに対する、純粋な疑問もしっかり記されています。


「覚えておくべきは人は全て愚かであると言うこと、少なくとも世界中で稼働中の数百基の原子力発電所を完全に無事故で何百年も運転できるほど賢くはないということだけである。そしてチェルノブイリが教えているのは、あの場合の経路を辿(たど)る形で事故が起こることがあるということと、起こった事故が大きければあのように広い範囲に深刻な影響が出るということの二つ」

「原子力関係の施設の事故の傷から恢復(かいふく)するだけの力は普通サイズの社会にはないのだ。東海村なり福島なりで炉心溶解規模の事故が起こったら、日本の社会はあまりに重大な損傷を被(こうむ)る。普通規模の産業事故とは三桁(みけた)も四桁(よけた)も違う危険を相手にしているにしては、原子力発電所の設計と運営にあたる人々の言葉遣(づか)いは軽薄にすぎる。新しい冷蔵庫を売るのと同じ程度のコピーで、数百万の人間の生死にかかわる安全を売ることはできない。彼らの言葉、彼らのロジックにはまったく説得力がない。信用しろと言う方が無理だ」


20年前に書かれたこの文章。「気がつかなかった」「学ばなかった」私たちであることを知らされた本でした。

2012年1月20日金曜日

スタンバイ

はい、僕スタンバイ中です
手作りヨーグルトができあがって
はさみが出てきて、牛乳パックを切りそうだなって思うと
いつもこの場所でスタンバイしてます
「Wait!」って言われなくてもちゃんと待ってます
OKが出るまで、がまんしてます
Chuck

2012年1月19日木曜日

復活

「アレッ・・・」 去年のいつ頃だったでしょうか。ラジオから流れてくる聞き慣れたNHK解説員の声が妙でした。いつもの歯切れのよさがなく、とても聞き取りにくいのです。「体調不良なのかしら」と思っていました。

後日、偶然テレビで見かけたその解説員の方、ご自身が脳梗塞でリハビリ中であることを話していらっしゃいました。番組は脳梗塞の実態と治療法をまとめたものでした。

新しい年、聞き慣れた声が歯切れ良くラジオから聞こえてきました。いつものようにわかりやすい、明解なことばで今年の経済展望を話していらっしゃったのです。

長年、声を聞き続けたこの解説員の方の「復活」に、こころがはずむ朝でした。

2012年1月18日水曜日

くつ4っつ

袋にくつが4つ入っていました
????だったのですが、ここは大きなペットショップ
そうか、犬のくつは4ついるんだ!
大きな発見をしたような気分



これは犬用の手袋です



こんなファンシーなジャケットも・・・



テイクアウトの犬用フード
これはサンプル、冷凍になっていました

何ともゴージャス




わが家のChuckは
ドライフードとビスケットとヨーグルトの「お残り」で
とっても幸せそうですよ

2012年1月17日火曜日

17年


突き上げる突然の揺れ
テレビには倒れたビルの映像
同じ火曜日の1月17日
17年前のことが今もはっきりよみがえります

今年は川を遡(さかのぼ)る津波の映像がオーバーラップします

自然の圧倒的な力
その美しさに声をのむことも多いのに・・・

2012年1月16日月曜日

雪帽子


ちょっと気どって雪帽子をかぶった水仙
今年はまだ大雪はない京都
雪を待っている私・・・

2012年1月15日日曜日

選挙結果


新年、台湾の元留学生からの年賀カードが届きました。いつものように、近況報告でびっしり埋まったカードは、まるで彼女がそこでおしゃべりをしているようでした。

今年の希望があれこれ書いてありました。「1月14日に台湾の大統領(総統)選挙があるので、それも緊張しながら見守りたいです。願わくば、始めての女性の大統領誕生となってほしいです」

以前から民進党の支援者である彼女ですから当然ですが、女性の総統候補に、より大きな期待をかけていたようです。

選挙結果は民進党の蔡英文(ツァイインウェン)氏の敗北となりました。現総統の馬英九(マーインチウ)氏が再選され、一層中国との「距離」が近くなることでしょう。

選挙結果は彼女の思うとおりではありませんでしたが、国を引っ張る女性トップ誕生の可能性があった台湾を「うらやましい」と思うのは私だけではありませんよね。

2012年1月14日土曜日

「君の椅子」

わが家に小さな手作りの木の椅子があります。息子が1歳ぐらいの時に、そこに座っている写真が残っています。「こんなに小さな椅子に座っていたんだな」 その椅子を見ると、その光景がよみがえってきます。

3・11の日に生まれた赤ちゃんに小さな椅子を贈る方のことを新聞で知りました。「君の椅子」を、岩手・宮城・福島三県の2011年3月11日が誕生日の赤ちゃんにプレゼントなさっている方です。

北海道の元副知事、旭川大学客員教授や文化財団理事長を務める磯田憲一さん。自ら、その椅子を手渡しし、自作の詩を読んで語っているとか。

「日本が息をのみ、言葉を失ったあの日・・・未来への希望を携(たずさ)えて君は生まれてくれた・・・」

途方もない喪失(そうしつ)に襲われた日に生まれた命。「その成長が東北の未来そのものだ」と語る磯田さん。

三県の全市町村に問い合わせた、あの日の出生数は104。出産直後に大きな揺れに襲われた母子。生まれた日を別の日にして、出生届を出そうかと迷った父親。一つ一つの誕生にドラマがあるのです。「よくぞ生まれてくれた」という思い。それは椅子を贈る磯田さんだけでなく、この話を知った私たち全てが抱くものです。

みんな、元気で大きくなってね!

2012年1月13日金曜日

お気に入り

ご近所の空き地の木
大好きです
植木屋さんの手入れもなく、自然に枝が張っています

葉っぱが一杯の季節もいいですが
今の時期も、とてもすてきです
このまま、ずっと大きくなって!

2012年1月12日木曜日

番頭役 #2

2011年8月2日のけやき便り: 番頭役に書いた、なでしこジャパンの番頭役、宮間あや選手。沢穂希(ほまれ)選手が獲得した、FIFA(国際サッカー連盟)2011年女子世界最優秀選手の最終候補者10名の中に選ばれていました。

FIFA加盟国の代表監督や選手たちの投票結果、沢選手は28.51%、2位のブラジル、マルタ選手、17.28%、3位はアメリカチームのキャプテン、ワンバック選手、13.26%。

そして、宮間選手は4位の12.18%。ワンバック選手とは1.08ポイントの差。

的確なパスには定評があります。フリーキックの技術は男子をしのいでいる、という解説もありました。小さい時から、サッカーに全てを打ち込んできたのは沢選手と同じ。今回の「世界4位」は、その実力を世界のサッカー仲間が認めたことになりました。

ロンドンオリンピックに向けて「番頭役」の宮間選手をはじめとして、「なでしこメンバー」の努力が続きます。今年はどんなドラマがあるでしょうか・・・楽しみです。

2012年1月11日水曜日

別れ

娘の「ばいりんぶろぐ」に長編のコメントが掲載されました。日本語・英語、それぞれにとっても長い文章です。娘にとって、大切な友人との別れから丸一年。自分自身の気持ちが徐々に整理されてきて、友人に心から「ありがとう」が言えるようになったようです。

私のアメリカのお母さんも去年の2月に亡くなっていました。一人暮らしでした。マメに連絡をしていなかったので、最近までそれがわからなかった私です。彼女の名前をインターネットで検索した娘が、お悔やみのページでお母さんのことを見つけてくれました。94歳、最後まで自分の家で過ごして、静かに旅立った様子がわかりました。

自分が年齢を重ねて来ると、出会いよりも別れが増えてくるように感じます。でも、以前と違って、別れそのものが「おしまい」と思えないのです。「もう会えない」、でも「いつでも会える」と感じられるのです。母もそうです、アメリカのお母さんもそうです。父も祖父母も、みんないつでも会えるのです。

私の人生で出会った大切な人たち。「別れ」が「別れ」でないことを教えてくれています。


・娘のブログ、このページの右下の「ばいりんぶろぐ」をクリックしてください。
・今日の写真は、私が学生時代を過ごしたサンディエゴのお母さんの家です。

2012年1月10日火曜日

車内放送

「次は十三(じゅうそう)、次は十三」という車内放送が阪急電車京都線で聞こえたそうです。次は一つ手前の「南方」(みなみかた)のはずなのに、と車内の人たちはみんな???

そして、南方を出発してからの車内放送。みんなが、「次は車掌さん、何というのかな?」とわくわく(?)しながら待っていたとか。

「次も十三、次も十三・・・」

車内は大爆笑と拍手だったとか。

やっぱり、これは関西の「ノリ」でしょうか。ラジオで聞いたエピソード。朝から楽しくなりました。

2012年1月9日月曜日

阿修羅像

奈良・興福寺の阿修羅(あしゅら)像。あまりにも有名な仏像で、2009年、東京で公開された時には、入場者の列が延々と続いたという報道がありました。

1月3日、興福寺の国宝館は、それほどの混雑もなく、見上げるばかりの千手観音菩薩立像(せんじゅかんのんぼさつりゅうぞう)も、順路に従って動けば、左右、正面、どこからもしっかり見せていただくことができました。

そして・・・この興福寺のトップスター、阿修羅像です。乾漆八部衆立像(かんしつはちぶしゅうりゅうぞう)という八体の仏像の一つであるのを初めて知りました。「阿修羅ファンクラブ」があるほどの人気です。左右の仲間と一緒に、展示室中央にすくっと立っていらっしゃいました。

人の動きを少しやり過ごして、正面に立ちました。周りの気配を全く感じることのない一瞬でした。阿修羅像の「独り占め」です。

興福寺のホームページから「直接呼び出し」(クリックでそのページに飛ぶこと)は禁止。もちろん写真も転載できませんから、はがきを撮影した阿修羅像です。

掲載写真はもう一つですが、あの静かなひとときを懐かしく思い出す私です。

2012年1月8日日曜日

2012年1月7日土曜日

保存方法

みなさんは写真の保存はどのようになさっていますか?以前なら「アルバム」に貼り付けて、が普通でしたが、デジタルが全盛となった今、データで残すのが当たり前になりました。バックアップをしておかないといけませんよ、という警告は十分承知でも、ついつい・・・のうちに、コンピューターの不具合で、写真が全部消えてしまった・・・ということも起こりうる現実。さて、何に、どうやって保存するのがいいのでしょうか。

プリントアウトして手元に残すのが「安全」なのかもしれません。でもドンドン増える写真をアルバムにする気力もなし。自分にとっては、思い出や思い入れがある写真でも、他人には意味のないものも一杯。

「アルバムを残していても、結局は意味がなくなるよね・・・」と母がつぶやいていたことがありました。マメな母は、しっかりアルバムを作っていました。そして、今、そのアルバムは私の手元にあります。

母の大切な思い出・・・でも、さてどうしよう・・・

デジタルなら、かえってあっさり処分してもらえるかもしれません。消えてしまってもいいのです。本当に忘れられない風景は、しっかりこころに残っているのですから。これが一番の保存方法かな。

2012年1月6日金曜日

大物

奈良公園のあちこちにいる鹿
この鹿が一番の大物
出店が並ぶ東大寺参道の雑踏の中

何ともゆっくりと・・・
みじろぎもせず・・・

2012年1月5日木曜日

写真美術館

奈良県を本拠に活躍した入江泰吉氏の写真を所蔵・展示する入江泰吉記念 奈良市写真美術館。「没後20年 入江泰吉の東大寺」展を見てきました。下調べなしに寒い中、歩いてたどり着いた美術館。ずらり並んだ写真の数々に圧倒されました。東大寺を知りつくした写真家の、東大寺やその仏さまへの敬愛の念があふれる写真が並んでいました。

初詣に賑わう場所から離れて、静かに写真に向き合えた幸せな午後でした。





玄関の生け花の「つばき」は、東大寺お水取りに使われる椿の作り花。奈良ならではのアレンジメントです。色の万華鏡

2012年1月4日水曜日

雑踏

初めて奈良の春日大社の初詣へ
人・人・人・・・・
「芋の子を洗うような」境内
ここにたどり着くまでの遠かったこと!



おみくじやお札の売り場も一杯並んで・・・



お正月ってこんなに賑やかなんですね