ですが、東日本大震災後の日本が、今までの通りであるわけにはいかない。全ての面で変化していくはず、と思うのは私だけではないはずです。
ひろさちや氏による「ブッダの教えがよくわかる」という本の中に、彼岸(ひがん)と此岸(しがん)ということばが出てきました。彼岸は「あちら」、此岸は「こちら」です。
此岸、つまりこの世に住む私たちは常に「おいしいものを食べたい」という要求があります。この世の価値観、此岸の価値観では、自分の好きなもの、「おいしいものを食べたい」となるのです。
一方、彼岸の価値観によると「おいしくものを食べたい」となるのだそうです。
「おいしい」と「おいしく」、たった一つのことば、「い」と「く」が違うだけですが、この二つの表現は大きく意味が違っています。自分は、「おいしい」か「おいしく」、どちらなのか、じっくり考えてみることにします。
0 件のコメント:
コメントを投稿