福島原発事故で全村計画的避難区域となった福島県飯舘村(いいたてむら)。住人の菅野宗夫(かんのむねお)さんのお宅、東京の工学院大学と京都の立命館大学、三カ所をSkype(スカイプ)でつないだ、三元中継を実施。ビデオ会議のように、それぞれの画像を見ながら、お話を聞いたり、発言したりしました。
前日に入念なリハーサルをしたのですが、3日当日、飯舘村では、東京と京都の画像を見ることができませんでした。理由はわかりませんが、雨が強く降っていたのが原因かもしれません。Skypeの画像が止まることがあるので、ネット上で動画生中継ができるUSTREAM(ユーストリーム)でバックアップ。飯舘村からの画像を、東京と京都の会場で無事に見ることができました。
どんなしくみで、何をどうすれば、この三元中継が可能になるのか、私自身は全くお手上げです(Skypeで相手一人なら、どうにか使えますが)。立命館の担当者と、私たちの仲間(二人ともITはしっかりわかる世代です)のサポートで、コンピューター操作もトラブルなく進行しました。
世界中、どこでもこのような中継は可能になった現代です。居ながらにして、情報を共有できます。今回、3月11日以降の飯舘村の出来事を、当事者の菅野さんから、直接お話を伺うことができました。(詳細は後日)。
最初、接続に少々手間取って、3時間以上になった三元中継。飯舘村の司会者が番組を締めくくる挨拶をすると、東京・京都、それぞれの会場から大きな拍手がおこりました。密度の濃い3時間でした。
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