「オーボエ・ジャンクション」というコンサートに行きました。一部はスイスからの演奏者のオーボエソロとピアノ。バッハからスタートして、現代音楽も。リズムが取りにくく、不協和音が一杯出てくるピアノ伴奏に、ただただ感心して聞いていました。もちろん、オーボエの音もとっても複雑。
二部は複数のオーボエのアンサンブル。オーボエに何種類かの仲間があるのを初めて知りました。6~7本の「オーボエ家族」が作り出す音色は、とても穏やかで心地よいものでした。オーボエの成り立ち:オーボエの仲間
オーケストラの音合わせはオーボエが最初に音を出すのをご存じでしたか?「これから演奏が始まるよ」という合図にもなります。オーボエの音程が安定しているから基本になるのかな、と思っていたら、全く逆の理由を見つけて、びっくり。知らなかったな・・・オーケストラの音合わせをオーボエがリードする理由は?
ギネスブックに「世界で一番難しい木管楽器」と認定されているのだそうです。それも知りませんでした。息の量はそれほど必要でなく、手が小さくてもいいという理由で、女性演奏者が多いとか。音のコントロールが難しいからこそ、いい音が出るようになるのが励みになる、とありました。
高校生以下の入場料が1000円だったこともあり、若い人がとっても多い演奏会でした。きっと学校で演奏しているのでしょうね。今まで知らなかった音楽の世界を楽しんだ夜でした。
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