2010年5月8日土曜日

ウィッフィー

インターネットが普及して、今や生活のどんなところにもコンピューターが関わっている日々。「私はITとは関係ありません」と、片意地張って生きることも 可能でしょうが、あれこれ「便利さ」を手に入れるとそんなわけにもいきません。

それにしても、次から次に、「新しく」なっているこの世 界。とても最新情報に追いつくことはできません。ツイッターやiPadもあることは知っているけれど・・・

また新しい単語を目にしまし た。

ネットビジネスの鍵は信頼と評判の単位「ウッフィー」

SF小説で登場した貨幣に変わる未来の単位が「ウッフィー」。人の評判を単位にし、 人から信頼されたり、評判を得たりすればその人のウッフィーが増え、失えば減る。ウッフィーが多いということは人の信頼が厚いということ。人も集まるし、 ビジネスチャンスも舞い込む。ネットの世界では、ウッフィーはすでに重要な要素となっている・・・のだそうです。

ブログやツイッターを通 じて、簡単に個人が発信でき、そこから生まれた口コミが大きな力を持ち、仕事を大きく展開させた成功者も続出。・・・でも、このウッフィーが、どんな形で 具体的に仕事やチャンスにつながるのかはまだはっきりしているわけではなく、SFの世界にあるだけ。

「個人の利益追求が社会全体の利益を もたらす」というウッフィーの概念は、今までの市場経済とは違い、「ギフト経済」と呼べるもの。人に与えれば与えるほど、尊敬や信頼を集め、自分が豊かに なるという考え方。市場経済の中にあって、このギフト経済の感覚の芽が出始め、人に好かれたり、人とつながったり、一目(いちもく)置かれるということ が、激しい競争のビジネスで一歩抜きんでる鍵になる・・・こんな解説が並んでいました。

競争社会のひずみがあちこちに現れている現在の世 の中。人間のやさしさ、暖かさが行き交う社会になってほしい、そう思います。

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