2010年5月11日火曜日

100人の中に

TIME誌の「最も影響力のある世界の100人」の中の一人に、鳩山首相が選ばれています。

推薦文を書いているIan Buruma氏は、ニューヨーク州にあるBard Collegeの教授。

「以前は自民党所属の有望な若手議員であって、政治家一家の御曹 司(おんぞうし)で、巨額な財産を持つ鳩山氏は革新的な存在には見えないが・・・」と文章が始まります。

本人は革新的存在ではないけれど、長年政権政党であった自民党を破って政権交代を実行した。一党支配から日本が脱した、その事実が「革新的」なのであると書いています。

文章はほぼこれでおしまい。

5月10日付の雑誌に掲載されているということは、取材は1,2ヶ月前のことなのでしょうね。現在の沖縄普天間基地移設のごたごたを見ていると、もしこの記事が2,3ヶ月後に出ていたならば、多分鳩山首相の名前はなかっただろうなと思うのですが・・・

TIME 誌の表紙を華々(はなばな)しく飾るような、日本をグングン引っ張ってくれる政治家は現れないものでしょうかね・・・

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