2010年2月26日金曜日
「一千人の交響曲」
手元に二枚組のクラシックのCDがありまます。マーラーの交響曲第8番「一千人の交響曲」です。このCDの解説は以下の通り・・・
「京都市交響楽団 京都コンサートホールオープニング記念コンサート:1995 年10月にオープンした京都コンサートホールで初めて行なわれた,京都市交響楽団の定期演奏会.井上道義の指揮で,マーラーの交響曲 第8番「一千人の交響曲」.ソリストに佐藤しのぶ,塩田美奈子,手嶋眞佐子,永井和子,若本明志,福島明也,山口俊彦.2枚組.1995.10.18,ラ イヴ録音.」
このジャケットの写真の中に私がいます。もちろん「その他大勢」の一人ですから、自分でもどれが私なのか、ちょっとわかりません。アルトですから、前方右の白いブラウス組の中。
京都コンサートホールのこけら落としのこのコンサート。見事に満席でした。舞台上から人で埋まった客席を見るのが気持ちよかったこと!そして・・・
指揮の井上道義氏が最後の音を振り終わった時の怒濤(どとう)のごとく響き渡る拍手、そしてブラボーの声。今思い出しても背筋がぞくっとするほどです。
10 月のコンサートに向けて、暑い時期、フーフー言いながら仲間と練習し、ラテン語とドイツ語に悩まされ、全曲80分にもなる長い曲全体の雰囲気がやっとつか めたのは、ソリストが参加したゲネプロの時。その他大勢と違って、プロのソリスト達の豊かな声量にただただ感心。とりわけ、ソプラノの佐藤しのぶさんの優 雅な美しさには、みんなが息を飲んだほど。
今、CDで曲を聞いても、全く歌詞は出てきません。見事に忘れています。でも、あの拍手と歓声だけは今もはっきりよみがえってきます。
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