「もう少しゆっくりしゃべったら?」
そう私に言ったのは、シカゴ時代のアメリカ人の友人。私が息せき切って彼女に話し出した時のことでした。
私自身、知らず知らずのうちに早口になってしまいます。あわてん坊なのでしょう、きっと。比較的はっきり話しますから、早口でも「それなりに」通じてはいる、本人はそう楽観しているのですが、さてね・・・
今日の朝のラジオのオリンピック実況放送はスピードスケート女子500メートル。38秒ほどで一つの勝負が決まるのですから、それを説明するアナウンサーの早口なこと。滑舌(かつぜつ)がしっかりしていればこそ、理解できる、究極の話術です。
出場選手の国名と名前を徹底的に下調べして、アナウンサーも本番に臨(のぞ)むはず。競技そのものを十分に勉強するのは当たり前。転倒などの不測の事態にも、とっさに反応しての実況放送です。
オリンピックは、選手だけでなく、それに関わる全ての人に「ベスト」を要求するのだな、と改めて思いました。
・・・・そして、またまた出勤時間が遅れました。
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