中学2年生2967人に「英語は得意ですか、苦手ですか」と質問したところ、6割以上が苦手意識を持っていたという調査結果を目にしました。苦手と感じる 生徒に、そう感じるようになった時期を聞いたところ、「中1の後半」が最も多く、中1の一年間に英語が苦手だと感じるようになった生徒の合計が66%にも なったとのこと。
中学に入って新しく英語を学び始める中学生が、一年生で苦手意識を持ってしまうのですから、彼らにとって、英語は学校で「仕方なく」勉強するものとなっていると想像できます。
今回の調査で、小学校で英語の授業を経験した生徒は91.4%にのぼっています。2011年度から小学校高学年で英語が必修化されますが、すでに英語を取り入れる小学校がほとんどだということです。
小学校の英語が「楽しかった」という生徒は70.7%。ですが「外国や英語に興味をもった」という回答は41.8%にとどまっているのです。
英語は広い世界に羽ばたくための「道具」であると思う私にとって、日本の中学生が英語のおもしろさを感じないままにただただ受験の手段として英語を勉強している姿を想像するのは、ちょっと悲しいこと。
「将来外国に留学したい」「将来英語を使う仕事をしたい」「英語を使って外国の人と話してみたい」「外国の人と友達になりたい」。これらの希望を持つ生徒がどれも20%以下である現実。
中学生諸君、英語の世界はでっかいよ。英語を使って一杯楽しんでくださいよ。君たちの未来は無限だよ!
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