無事最初の5日間の勤務が終わりました。静かな「初めての休日」です。ラジオからはモーツアルトのピアノソナタが流れています。小さい頃、お稽古で弾いたものばかり。朝のChuckのボール投げも終了。Chuckは一人で庭を散策中。
新しい職場で、完全にゼロからのスタートでした。9月1日が初日。前半の3日は私の入社で退職なさる男性、後半の2日はこれからもご一緒に仕事をする男性、それぞれからの「特訓」を受けました。
入居者一人一人のニーズが全く違うのですから、複雑なパズルを毎日やっているような仕事内容です。外出や外泊で日々食事の数が変更になったりします。外部からの電話もチンプンカンプンのものばかり。「新人」はただただ戸惑うばかり・・・
入居者の名前、ヘルパーさんの名前がすっと口から出るようになったのは、やっと昨日の土曜日のことです。まだまだ先は長い・・・実感です。
朝8時15分、前日からの当直の人から引き継ぎを受けてから、夕方の5時(人によっては7時)に当日の当直の人が来るまで、お昼の休憩も食事時間のみ。オフィス担当の私だけでなく、ヘルパーさんたちも、晩の配膳前に少しお茶とおしゃべりの時間が取れるぐらいで、一日中、目まぐるしく動き回っています。
介護の現場はどこも少ない人手で目一杯働いているのが現状です。「一人が倒れたら回っていかない」。そんなことばも現実味を帯びています。その中で、チームとして、お互いに助け合いながらがんばっているヘルパーさんたち。まだたった5日だけですが、その働きぶりには頭が下がります。
隣の病院にいる母とは、昼の食事の行き帰りに顔を見るぐらい。通りすがりに声をかけると「なんでここにいるの?」との返事。たくさんの人に囲まれた生活再開一ヶ月。随分ことばが多くなったようです。いつものように食欲旺盛。淡々と生活しています。
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