アメリカの大学生だった頃、英語のクラスで文章作成に四苦八苦していた頃、私の英語を「英語だね」という評価をしてくださった先生がありました。
その意味がすぐにはわからなかったのですが、先生の説明によると、英語を母国語としない人、特にアジア人は、英語の単語を使って母国語を書く(話す)ことが多い、とのことでした。私の英語が日本人としては「まし」ということだったようです。
英語を書いたり、話したり、自分から発信するためには、正しい英語を絶えず勉強していなければいけないと思います。単語をどれだけ知っているか、それを正しく組み合わせられるか、「これで勉強は終わり」なんていうことは絶対にない作業が続きます。
ですが・・・
英 語が国際語となった現在、世界中の人が英語を共通語として使うようになり、「下手な英語」でのやりとりが多くなっているのも事実です。英語的ではない発想 で綴(つづ)られる英語が「ノン・ネイティブ」にはかえってわかりやすかったりするのです。英語の単語だけを並べる会話でも、下手同士、気持ちが素直に通 じる状況もあるはずです。
自分の伝えたいことを、まず英語にのせてみる、それが大切です。「ネイティブじゃないから、間違うけどね」と割り切ることも必要です。
下手な英語でも良し。でもよりよい英語を目指す努力は忘れず。このさじ加減がなかなか難しいところ。道はどこまでも続いていくようです。
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