みなさんは、おなかを引っ込めたり突き出したり、自由に動かすことができますか?おなかを引っ込める時に、意識的に息を吐き出して、連続何回できますか?座った時、横になった時、どんな時でもこの動作ができますか?
発声訓練を受けていた時、最低20回は続けてくださいと先生に言われ、おなかの筋肉がヘロヘロになった私でした。若い時からずっと声楽を続けていらっしゃるその先生に、「今まで便秘になったことありますか?」と伺ったら、「全くありません」という返事でした。
腹筋を鍛える、単に美容のためだけでなく、お通じにも大切です。母を見ていると、それを痛感します。
「き ばって!」と声をかけても、「うーん」と声が出るだけで、全くいきむことができません。腹筋がなくなっているからです。食べるからには、出さなきゃ・・・ と思うのですが、本人は、お通じがなくても、平然としています。お年寄りの身体介護で「便通管理」がいかに重要か、身を以(もっ)て体験しています。
腹筋がしっかりしていると、腰痛(ようつう)予防にもなります。身体を支えるのにも大切なおなかの筋肉。みなさんも20回腹筋ポコポコやってみてください!
2 件のコメント:
腹筋は腰痛予防とはよく聞きます。同時に背筋も鍛えないとだめとも聞きます。
「排便コントロール」は医療系サービスのなかで上位を占める管理項目です。
定期的なコントロールが必要なようです。
母を見ていると、体中、全ての筋肉が「それなりに」しっかりしていることの大切さがわかります。
背もたれがなくても座っていられる母なのですが、このところ、疲れると、バランスが保てなくて、左右どちらかに大きく傾きます。本人は傾いていることに気がついていないのですが・・・
年を取っても、日々「それなりに」動ける、つまり何かすることがある、それが大事なのでしょうね。動いていれば、腹筋も使いますから、便秘予防にもなるはず。
トイレ介護を経験すると、そこから色々見えてきます。そして看護や介護の方々のお仕事の大変さを思います。
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