To raise brave girls, encourage adventure「勇敢な女の子を育てる、冒険に自信を持たせて」というタイトルのスピーチ。スピーカーはサンフランシスコの消防隊員の女性です。この中にRisky Play、危険な遊び、という言葉が出て来ました。
幼稚園の年長さんの時に大病をして、外で暴れまわることは減ったけれど、私の「根っこ」は小さい頃と同じでした。
庭にあった大きな栗の木にいつも登っていました。「降りてらっしゃい」という祖母の言葉はその時だけは無視して、お気に入りの枝に座って遠くを眺めていました。
木登りとは現在の感覚で言えばRisky Play、危険な遊びかもしれません。特に女の子にとって・・・でもあの時の私には危ないなんてこと、全く感じてはいませんでした。楽しいから木に登っていたのです。
女の子を女の子に育てるのは大人が無意識に話しかける言葉によるものだと、このスピーカーは言っています。「女の子はかくあるべき」という概念が次の世代を育てているというのです。
明治生まれの祖母でしたが、私のお転婆ぶりを注意をしながらも、禁止することはありませんでした。祖母自身が、若かった頃、当時としては結構お転婆だったようです。私の母も「女だから」の範疇を超えて自由に仕事をしていました。父も祖父も自由な感覚を受け入れて母の活動を支えていました。
このスピーチの中で覚えた新しい言葉:exhilarationウキウキした気分
木登りをしていた私も、日々仕事に出かけた母も、きっとこのexhiliarationを感じたからこそ、自分らしく楽しめたのだと思います。
「女の子だから」の縛りを無意識に押し付けられることなく、これからの女の子は大きく自由に羽ばたいてほしい。もちろん「女性」であることは大切にして。
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