日本政府が今後3年間に150人のシリア人留学生を大学院レベルで受け入れることが決定。朝日新聞デジタル記事
先日、その選考会が開催されたというラジオのリポート。シリア難民として日本の大学院で学ぶ学生とその家族を日本が受け入れることになったのは「画期的」であり、かつその人数は「圧倒的」に少ない。
初年度の50人の選考に対して、200人以上の人が集まったという。独学で学んだ日本語で必死に日本人記者に話しかける人。難民キャンプから何時間も歩いて選考会場に来た人(選考会の場所がうまく聞き取れませんでしたが、シリアの国外でした)
自分や家族の将来がかかった選考試験。生活がかかっているというより、命がかかったその選考に向けての応募者の真剣さはただならぬものであった様子。
日本は留学生にとって、決して住みやすい国ではないのが現実。いい人間関係が作れた留学生にとって日本は第二の故郷になるけれど、日本への留学を後悔して失意の中で帰国する人も多い。
シリアからやってくる留学生たちとその家族が日本で穏やかな時間が過ごせますように。ただただ祈るばかり・・・
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