私の知人に、盲導犬の子犬を預かって10ヶ月育てる「パピーウォーカー」をしている人がいます。子犬にしっかりしたしつけをして社会性を身につけさせる大切な仕事です。養育費も必要ですし、何より、かわいい盛りの犬を手放すことを前提としたボランティアです。
一人前に育った盲導犬も仕事ができるのは8年間ぐらいとのこと。引退した盲導犬は引退犬飼育ボランティアという人たちがいて、犬を最後まで世話をしているということは知っていました。でも、盲導犬の老人ホームが北海道にあるのを知って、びっくり。
目の見えない人の目となって仕事をしてきた盲導犬が、犬としての自由な時間が楽しめるように配慮した飼育。楽しく、そして安心して過ごせる環境を作り出しているボランティアの方々の努力。
人間のために働いてくれる盲導犬を育てる、そして看取る。当たり前のことではありますが、善意の人たちがそれをしっかり支えているのからこそ、の活動なのですね。
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