朝日新聞の報道に関するトラブルが夏以降、あれこれ続きました。慰安婦問題に関しての記事の「いいわけ」とも思える紙面や、それについてのコメントの掲載見合わせなど、次から次に「問題」を起こしてきました。
手元に毎月一回届く朝日新聞販売店のお知らせに、店主の「ひとりごと」というコラムがあります。
今回のトラブルで購読を取りやめたり、販売店に直接クレームをつける人がいる現状。店主自身が本社に対しての憤りや失望感を感じると同時に、読者への申し訳なさがつのる、とあります。「それでいて、今後への期待と、読者の皆様の声・現場のスタッフの声をもっともっとメーカーに上げ、信頼回復と共に、さらにクオリティの高い報道機関にしていかねばという使命感でいっぱいです」
豪雨や台風で配達が危険に感じられることもあった今年の8月。広島の土砂災害では配達スタッフで亡くなった方もあったとか。「新聞配達は激しい雪や雨の時ほど苦労しますが、妙に店内では盛り上がり、使命感が湧き、後には武勇伝を語り合うような、そんな仕事です」
「配達スタッフの心意気を本社にも肝に銘じてほしいと心底思う夏となりました」と文章は結ばれていました。
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