2009年1月2日金曜日

箱根駅伝

朝刊のない1月2日。朝8時から箱根駅伝に「つかまって」しまう私です。

私はラジオ派ですから、普段はテレビを置いていないリビングに古い重いテレビを運んできました。もちろんラジオでも放送があるのですが、アナウンサーの必死の解説がもどかしい、そう感じるのです。

駅伝は日本が発祥のスポーツ。普段の生活からは消えてしまった「たすき」、本来は和服の袖(そで)やたもとがじゃまにならないようにたくしあげるためのひも
、それを選手がつないでいく団体競技。

京都では小学生の「大文字駅伝」をはじめとして、「全国高校駅伝」、「全国女子駅伝」と、駅伝を実際に見るチャンスもたくさんありますが、この箱根駅伝の独特の雰囲気はちょっと違うようです。

箱根駅伝の正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」。二日間に渡っての競走というのも独特です。
往路108.0キロ、復路109.0キロ、計217.9キロの長い距離を10人の走者が走ります。

思いがけない不調で順位が変わったり、とんでもない快走でドンドン抜いていく選手がいたり(今20人抜きがありました!)。二日目では、規定時間内に走れずに繰り上げスタートとなって自分の大学のたすきを渡す相手がいない中継所に飛び込むランナーがいたり。毎年シナリオのないドラマが満載です。

「お正月になったらすることリスト」を横目で見ながら、今日も明日も午前中はテレビにくぎ付けのようです。私のお正月の恒例行事です。


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