水道の水が冷たいな、そう感じる頃になると、右手の親指の先が荒れてきます。台所の洗い物は手袋をしますし、それなりに気をつけているのですが、必ず同じところが荒れてくるのです。やはり利き腕(私の場合は右手)がよく動いているのですね。
左手を心して使うようにしています。無意識だと右手が出るところを、意識して左手を出そうと心がけています。そうすると、その動作そのものがとても意識的になるのがおもしろいのです。いかにいつも「無意識」でものを処理しているのかがわかります。
ピアノを弾く私ですから、鍵盤の上では左右の差はないのですが、お箸を持ったり、歯を磨こうとすると何とも妙な具合です。身体が覚え込んだことを意識的に変えるのは、思ったより大変です。でも私の身体の中の何か違う場所がくすぐられているような(刺激されているような)、結構楽しい感覚がでてきます。未開発の感覚・・・とでも言えるものでしょうか?
日に日に寒くなる季節にふっと思いついたことですが、しばらくこの新しい感覚を楽しむことにします。台所仕事はお皿を落とさないように気をつけながら・・・
2 件のコメント:
お盆に右肩(上腕骨)を骨折したため
しばらくは左手でかなり用事をしました。
なかなかうまく行かず、
痛くても字は右手で書いたり、
足まで使ったり・・・
障害者の苦労が少し理解出来たかも。
goromamaさん、いい経験してますね。
バランスもとれるかも/
(え?とれてるって?うふ)
わが娘は両手が使えます。小さい時、クレヨンを両手に持って塗っていました。なんだかとても「うらやましかった」私です。
バランスが取れるかどうか、それはどうかな・・・でもちょっと世界が違ってくることは確かですね。
コメントを投稿