「あれ、すかたんやわ・・・」と壁に貼ってある一年カレンダーを指さして母が言いました。「すかたん」つまり、間違っていると言うのです。
「今年は2008年、間違ってないよ」と答える私。ここでは事実をそのまま母に返答したつもりでした。
しばらくして気がついたのです。母にとって、年代表記は大正・昭和が身近であり、西暦であったとしても、2000を超える数字は「すかたん」なのではないかと・・・
1915年(大正4年)生まれの母にとって、2008年という数字は想像を超えたもののはず。母の真意を確かめるすべはありませんが、この「推理」、多分当たっているだろうな、そう思って一人でほくそ笑(え)んでいる私です。
PS: ほくそ笑む:もの事が思い通りになりひそかに笑う
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