北京パラリンピック車いすフェンシング競技フルーレの日です。明日はエペ。この両種目に久川選手出場します。
10日に北京入りしてからのできごとを、今回日本チームの監督・山本憲一氏がブログに詳しく記しています。昨日の車いす検査で相当混乱した様子。同じことを何度も経験した小松監督や私にとって、彼のいらだちや焦りが痛いほどわかります。やまけんの「青二才のくせに!」 ~覇道への軌跡~
彼は、ハンガリーで一人、フェンシング修行をしている若者です。2002年のブダペストで開催されたワールドカップ直前に、NHKラジオの「地球ラジオ」という番組でインタビューを受けていた彼のことを聞いて、NHKから連絡先を教えてもらい、車いすフェンシングの遠征に協力してほしいことを伝えました。
その時以来、ハンガリーでの大会はもちろんですが、ヨーロッパでの大会のアテンド、ハンガリーでの合宿など、車いすフェンシング競技に対しての彼の貢献度は年々増すばかり。殊に、昨年は三回のワールドカップに日本からヨーロッパに一人で「飛んだ」久川選手に全てアテンドしてくれたのです。
彼自身もオリンピックを目指していましたが、残念ながら、その夢は叶いませんでした。今回の日本選手団の一員としてのパラリンピック出場は、私たちの想像以上に感慨深いものであるようです。
本当に色んな出会いがありました。色んな人の力があったからこそ、車いすフェンシングは三回のパラリンピック出場を果たしたのです。
さてさて、日本時間午前10時半から予選が始まります。ドキドキ・・・・
PS:NHKが「車いすフェンシングの放映権が取れない状態です。申し訳ないのですが、とりあえず当日放送のためにスタンバイしてください」という連絡が小松監督の元に届きました。当初、放映の予定はなく、太田雄貴選手の銀メダルで急遽、車いすフェンシングを取り上げることにしたようです。ここにも「太田効果」が・・・
今晩のNHK12チャンネルの放送がどうなりますか。これもドキドキ・・・・
PS2:残念ですが・・・放送なくなりました。「放映権が取れませんでした」とNHKから連絡がありました。(11:00am)「ネクタイしめて、出かけようとしていたところだったのに」と小松監督。全国区になりそこねました。
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