ある朝突然に香がただよってくるのが金木犀(きんもくせい)。昨日の朝、ふっとその香をかぎました。我が家のお隣の庭にある金木犀で毎年秋を感じている私です。
今朝、母をデイケアに送った時も、どこからともなく香がただよってきました。現在お世話になっているデイケアは定員が10人というこぢんまりした住宅街の一軒家。お隣の庭に大きな金木犀がありました。
「あそこに一杯咲いているでしょ」と指さすと、「ほんとだ」と返事をしてくれた母です。夏の暑い時期とは違って、スイッチオンになっている時間が長い近頃の母です。今朝は一人で着替えをしていました。ただし、パジャマのパンツの上にズボンをはいていましたが・・・
小さい子はドンドン新しい言葉を覚えて、表現力を増していきますが、認知症と言われる人は、その時々に応じて、手持ちの言葉が出たり入ったりするのでしょうか。引き出しには、一杯言葉が詰まっている母です。本人が「使ってみよう」と意識すれば、きっとまた色々出て来ることと思います。我が家のちび犬Chuckを見ると、あれこれ言葉が増える母です。
さてさて、母の会話はどんな風に復活するのでしょうか。私とのケンカも再開することでしょうが・・・
2008年10月7日火曜日
2008年10月6日月曜日
白衣
季節の変わり目、珍しく体調不良で昨日の日曜日はダラダラと過ごしてしまいました。この20年、お医者さまには全くご縁のない私です(眼科・歯科をのぞいて)。漢方を中心とした東洋医学の先生に何でも相談しながら、自分の身体と向き合ってきました。いつも「こんなもんか・・・」と思うことの大切さを感じながら。
30年以上前の子育ての時期の私はこんな雰囲気ではありませんでした。熱が出た、咳をする・・・何でも心配の種にしてしまっていました。でもご近所の小児科医、斉藤先生がいてくださったおかげで、少しずつのんびり母さんになることができました。
斉藤先生は、高い熱が出ていても、注射はなし。丁寧に聴診器で身体をチェックして、注意事項をおっしゃったあとは、粉薬を処方されるだけでした。ゆったりした先生は子どもの症状であたふたする母親(父親も)にとって、何ともありがたい存在でした。
次第に子ども達もしんどくなると「斉藤先生のところに連れて行って」と言うようになりました。先生のところに行けば元気になれる、子ども心にそう思っていたのでしょう。ある時私が先生に「先生の白衣姿を見れば我が家の子ども達は治ってしまうのです」とお話ししたら、「次回はお寿司屋さんに連れて行って、板さんの白衣でも効果があるかどうか試してみたらどうですか、あっはっは・・・」と答えてくださいました。
81年、アメリカのシカゴに家族で行くことになり、最後の健康診断と風邪薬の数回分をお願いしました。新しい土地での新しい生活、やっぱり何かと心配になった母さんです。
アメリカ生活がスタートして数ヶ月後、5歳の娘が突然言いました。「この風邪はアメリカの風邪だから、斉藤先生のお薬は効かないよ、きっと」。
それ以降、斉藤先生の「白衣効果」はなくなってしまいました。でも「大丈夫ですよ」といつも言って下さった先生の安心感、それはずっと私と子ども達の心に残っていました。
30年以上前の子育ての時期の私はこんな雰囲気ではありませんでした。熱が出た、咳をする・・・何でも心配の種にしてしまっていました。でもご近所の小児科医、斉藤先生がいてくださったおかげで、少しずつのんびり母さんになることができました。
斉藤先生は、高い熱が出ていても、注射はなし。丁寧に聴診器で身体をチェックして、注意事項をおっしゃったあとは、粉薬を処方されるだけでした。ゆったりした先生は子どもの症状であたふたする母親(父親も)にとって、何ともありがたい存在でした。
次第に子ども達もしんどくなると「斉藤先生のところに連れて行って」と言うようになりました。先生のところに行けば元気になれる、子ども心にそう思っていたのでしょう。ある時私が先生に「先生の白衣姿を見れば我が家の子ども達は治ってしまうのです」とお話ししたら、「次回はお寿司屋さんに連れて行って、板さんの白衣でも効果があるかどうか試してみたらどうですか、あっはっは・・・」と答えてくださいました。
81年、アメリカのシカゴに家族で行くことになり、最後の健康診断と風邪薬の数回分をお願いしました。新しい土地での新しい生活、やっぱり何かと心配になった母さんです。
アメリカ生活がスタートして数ヶ月後、5歳の娘が突然言いました。「この風邪はアメリカの風邪だから、斉藤先生のお薬は効かないよ、きっと」。
それ以降、斉藤先生の「白衣効果」はなくなってしまいました。でも「大丈夫ですよ」といつも言って下さった先生の安心感、それはずっと私と子ども達の心に残っていました。
2008年10月5日日曜日
ともだち
2008年10月4日土曜日
心の傷
先日大阪であった個室ビデオ店の放火事件、15人もの方が亡くなりました。真夜中で寝入っていた人たちが多く犠牲になったようです。
この火災で消火活動をした消防士117名の中で、精神的に不安定になっている人が多くいて、カウンセリングをしていると今日のニュースで聞きました。職務とはいえ、一度にたくさんの方が亡くなる現場に居合わせ、その命が助けられなかった無力感を感じている消防士さんたちがいるということなのです。大阪府では2005年4月のJR福知山線脱線事故の時にも同様なカウンセリングが行われたとのことでした。
災害・事故・事件、どんな場合でも、そこには職務上出動する人たちがいます。必要な訓練を受け、どんな場合でもその能力を完全に発揮することが求められる人たちも、心に傷を受けてしまう場面があるだろうことは想像できます。私たちの安全な日常生活を守るために、非日常が突発した時に働いてくださる方々がいる、それをいつも覚えておかなければいけません。
そして、究極の非日常を強いられている戦争の場にいる兵士たちの心はいかばかりかとも思いました。命の危機をくぐりぬけたとしても、心に大きな傷を受けたであろう帰還兵が現在のアメリカにも多くいるはずです。
私がサンディエゴで大学生活を送っていた70年代前半には、ベトナム戦争からの帰還兵がキャンパスに多くいました。平和な日本からやってきて、日々自分の勉強のことだけを考えていた留学生の私の目の前で、戦争のむごさを訴え、揺れる気持ちを涙ぐみながら話していた人のことを今も覚えています。あの人はあれからどうしたのでしょうか。名前も覚えていないその人のその後の人生が平穏であってほしい、そう願う私です。
この火災で消火活動をした消防士117名の中で、精神的に不安定になっている人が多くいて、カウンセリングをしていると今日のニュースで聞きました。職務とはいえ、一度にたくさんの方が亡くなる現場に居合わせ、その命が助けられなかった無力感を感じている消防士さんたちがいるということなのです。大阪府では2005年4月のJR福知山線脱線事故の時にも同様なカウンセリングが行われたとのことでした。
災害・事故・事件、どんな場合でも、そこには職務上出動する人たちがいます。必要な訓練を受け、どんな場合でもその能力を完全に発揮することが求められる人たちも、心に傷を受けてしまう場面があるだろうことは想像できます。私たちの安全な日常生活を守るために、非日常が突発した時に働いてくださる方々がいる、それをいつも覚えておかなければいけません。
そして、究極の非日常を強いられている戦争の場にいる兵士たちの心はいかばかりかとも思いました。命の危機をくぐりぬけたとしても、心に大きな傷を受けたであろう帰還兵が現在のアメリカにも多くいるはずです。
私がサンディエゴで大学生活を送っていた70年代前半には、ベトナム戦争からの帰還兵がキャンパスに多くいました。平和な日本からやってきて、日々自分の勉強のことだけを考えていた留学生の私の目の前で、戦争のむごさを訴え、揺れる気持ちを涙ぐみながら話していた人のことを今も覚えています。あの人はあれからどうしたのでしょうか。名前も覚えていないその人のその後の人生が平穏であってほしい、そう願う私です。
2008年10月3日金曜日
座布団投げ
大相撲で番狂わせがあると、場内に座布団が飛び交う、そんな場面をテレビでよく見かけますね。「座布団を投げないでください」との館内放送が聞こえますが、そんなアナウンスにはお構いなく、座布団があちからもこっちからも投げられている風景、結構楽しいなって思っているのは、私だけでしょうか。
昨日の読売のウェブにこれじゃあ飛ばせない!という記事がありました。この11月の九州場所から桟敷(ざしき)席の座布団を「投げられない」ように工夫したというのです。「どんな座布団なら投げられないかを考えた。4人のうち1人でも座っていれば投げることはできない」と担当の理事が自信ありの発言をしているとか。事故があると大変だという、相撲協会側の考えも理解できますが、何となく寂しい気もします。
でも「投げられない」座布団を「投げる」人が「きっと」出てくると思いますよ。4人とも一斉に立って、投げればいいのですから!
昨日の読売のウェブにこれじゃあ飛ばせない!という記事がありました。この11月の九州場所から桟敷(ざしき)席の座布団を「投げられない」ように工夫したというのです。「どんな座布団なら投げられないかを考えた。4人のうち1人でも座っていれば投げることはできない」と担当の理事が自信ありの発言をしているとか。事故があると大変だという、相撲協会側の考えも理解できますが、何となく寂しい気もします。
でも「投げられない」座布団を「投げる」人が「きっと」出てくると思いますよ。4人とも一斉に立って、投げればいいのですから!
2008年10月2日木曜日
定点観察 #2ー2
今日のすぐき畑
9月24日とあまり変化がないようですが、よく見ると株の数が減っています。
おつけものの「本体」となる蕪(かぶ)が大きくなるように、株の間隔をあける最初の「間引き」が終わっています。この間引き作業に遭遇すると、新鮮な「間引き菜」を頂けることが・・・他の畑をチェックしようっと!
2008年10月1日水曜日
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