2018年3月14日水曜日

認知症にやさしい首都

イギリスの首都ロンドンが目指す目標「認知症の人にやさしい首都」。行政、民間、そして支援団体が一体となった取り組みを行っているという新聞記事。

認知症の特徴を理解してサポートする「認知症フレンド」の数は11万人を超えるとか。地下鉄や空港職員やバス、タクシーの運転手、小売業の店員などが研修を受けて、認知症の人への対応を学んでいる。

家に閉じこもりがちな人たちが、外出しやすいような工夫や支援を行って「社会参加」を促す。そのためにも、今後は「サイド・バイ・サイド」というマンツーマンの支援活動を増やしていく予定。認知症の人とボランティアが一対一で、同じ趣味を楽しみ、散歩や買い物にも出かける。

「2012年のロンドンオリンピック・パラリンピックの時に活動した“チーム・ロンドン”というボランティアネットワークとも連携を図って行きたい」というロンドン市役所のスタッフのことば。2020年東京オリンピック・パラリンピックの後に、東京にもこんな動きが出てくれば素晴らしい。それこそが本当の意味でのオリンピック・パラリンピックの「レガシー」となるはず。

先輩開催都市のこの取り組み、ぜひ東京もマネをしてください!

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