日本では禁止されている戸別訪問。アメリカでは当たり前の選挙運動です。どんな人が住んでいるのかわからないままに他人の家を訪問することは、今の社会、特にアメリカでは危険なようにも思います。ですが、自分の政治信条を伝えるために、時には反対派から頭ごなしにきつい言葉をかけられても、立候補者や支持者たちは戸別訪問を続けるのです。
州単位の地方選挙ではこの戸別訪問が重要視され、草の根の支持者を掘り起こす原動力になっているとか。ここ一年で行われた地方選挙の多くで、草の根運動を活発に行った地域の民主党が議席を伸ばしているようです。
共和党の強いアラバマ州の上院補欠選挙で民主党の候補が勝利したというニュース。日本でいう国会レベルでの選挙でも変化がでてきています。トランプ大統領就任という想像外の政治の振り子の揺れが、また戻ってきているような。それがアメリカ社会を保つ健全さにも思えます。
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