2017年12月4日月曜日

20年来の夢

iPS細胞発見でノーベル賞を受賞した山中教授が、初めて論文を発表してから10年になったそうです。臨床への応用研究が世界中で行われている現実。難病と言われる病気の治療法が発見されるのも夢ではなくなるはず。

車いすフェンシングの活動関わって20年となる私。自分でも不思議なのですが、当初から、私の知っている車いすフェンサーたちが将来「立ち上がる」、そんなイメージをずっと持ち続けているのです。理由は全くわかりません。もちろんiPS細胞のことなど、全然知らなかった頃からです。

想像を超えた技術の登場が続く現代社会。私たちの身体を日常的にモニターしたり、体内に微細な回路を埋め込むことも問題なくできるようになっています。グーグルが静脈の中にマイクロカプセルを流し込み、健常な人の機能を補強したり、将来は身体に障害を持つ人の機能回復にも役立てることができるようになると発表したのだそうです。

20年前とは全く違う世の中になっているような様相。私の20年前からの「予感」が当たってくれることを切に願っています。

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