2016年10月27日木曜日

パラリンピックへの想い

皇后陛下の82歳のお誕生日に発表されたお気持ちの文章。その中に1964年の東京オリピックの後に開かれたパラリンピック終了後に天皇陛下が関係者におっしゃったお言葉がありました。

「リハビリテーションとしてのスポーツの重要性はもちろんのことながら、パラリンピックがより深く社会との接点を持つためには、障害者スポーツが、健常者のスポーツと同様、真にスポーツとして、する人と供に観(み)る人をも引きつけるものとして育って欲しい」

皇后陛下は「今回リオパラリンピックは、そうした夢の実現であったように思います」と書いていらっしゃいます。

52年前の天皇陛下の障害者スポーツやパラリンピックへのお気持ちは、何と先進的であること。2020年のTOKYO2020に向けて、より多くの人を引きつける競技となることができるのか、障害者スポーツに関わるものとして改めて気持ちが引きしまる思いです。

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